10万円騒動。
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麻生財閥の御曹司である麻生財務大臣が”手を挙げた人に支給する。”と言った、緊急経済対策の一環である10万円一律給付について世間が姦しい。
“マスクなんか要らない。”とか、当初の1世帯30万円給付案に反対していた人も概ね歓迎しているみたいだが、日経新聞によると一部には”30万円に期待していたのに、お金持ちにまで配るのは納得がいかない。”=(シングルマザーの35歳の女性)と憤る人も居る。
今朝の日経新聞が当初案と今回の一律給付案との比較を分かり易く説明していたのでご紹介しよう。
世帯例 当初案 最新案 当初案に
比べると
単身世帯 30万円 10万円 -20万円
(月収が10万円以下に)
単身世帯 30万円 10万円 -20万円
(収入が半減し、月収20万円以下に)
シングルマザーなど二人世帯 30万円 20万円 -10万円
(月収15万円以下に)
夫婦の二人世帯 もらえず 20万円 +20万円
(夫の収入は減らず、妻のパート収入がゼロに)
4人世帯 もらえず 40万円 +40万円
(世帯主の月収が低所得水準まで落ち込まず、半減もせず)
老夫婦の二人世帯 もらえず 20万円 +20万円
(年金生活)
筆者の推測では所謂普通の標準世帯は下から2番目のケースが一番多いのかと思われ、これが新案を概ね歓迎している理由であろうか?
因みに筆者は一番下の”老夫婦の二人世帯”に当たり、+20万円の口である。
シングルマザーの35歳の女性が”30万円に期待していたのに、お金持ちにまで配るのは納得がいかない。”と憤ったらしいが、これはちょっと違うのではないのかなあ?
もし子供が二人居たら合計30万円給付されるわけで、これには文句無いのか?
子供が三人居たら合計40万円給付されるわけで、これには手を叩いて喜ぶのか?
お金持ちと言う概念の線引きを何処にするのかは知らないが、この人は所謂お金持ちと言われる人も同額の税金を払い、同じ負担で同じ社会保障を受けていると思っているのかなあ?
実はお金持ちは収入に応じてより多額の税金を払い、70歳以上になっても医療費負担の軽減も無い。
世の中はなるべく不公平にならない様に出来ているものだ。
(勿論完璧とは言わないが..)
先日も指摘したが、麻生さんが余計な事を言わないでさっさと一律10万円を支給すれば”あんたから貰う訳ではない。”とかの誹りは受けなかったかも知れないな。
支給されたマスクが不要な人は欲しい人に分けて上げれば宜しい。
10万円の支給金を特に入り用としない人は何処かに寄付すれば宜しい。
最近よくビービーと文句ばっかり言っている輩が多いが、悪いが”ごまめの歯ぎしり”としか思えない。
(注:ごまめの歯ぎしり。
ごまめの歯ぎしりとは、実力のない者が、いたずらに苛立ったり悔しがったりすることのたとえ。=故事ことわざ辞典。)
そりゃあ不便を強いられて腹が立つことが多いが、ビービーと騒いだってしゃあないだろう。
非常時である現状を冷静に考えてみたらどうだ。
ある意味、哀れな奴らだと思う。
(此れを見て又ビービー言う奴らが居るんだろうな..)
今日の花はコデマリ。
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