遅くなりました！

ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、142円台を維持出来ずに終えています。トランプ関税の行方を巡り不透明感が強く、リスク回避の動きが強い状態です。また、144円割れから新たな下落トレンド入りしており、144.10-20の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクがより高い状態です。140.00～139.50ゾーンに週足、月足の横サポートがあり、続落しても一旦は止まるポイントと見ていますが、これも下抜けて越週した場合は135円方向への新たな下落リスクが生じます。

ドル買いは損切りが付いたので1日様子見です。売りは143.10-20で戻り売り損切りは144.00で撤退です。日足の上値抵抗は143.10-20，143.70-80，144.10-20に、下値抵抗は141.90-00，140.80-90，140.30-40，140.00±10銭にあります。

ユーロ/ドルは陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。短期トレンドが強い状態を維持しており、押し目買い方針継続です。買いは1.1350-60で軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.1300で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1390-00，1.1410-20，1.1450-60，1.1490-00に、下値抵抗は1.1350-60，1.1320-30，1.1290-00あります。1.4250以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りの可能性が生じます。

ユーロ/円は寄せ線で終え寄り付き水準に戻しています。日足の下値抵抗を守って反発に転ずる可能性を残していますが、141～143円台を中心とするレンジ内から抜け出しておらず、上下動を繰り返す可能性があります。下値を切り上げる流れを維持していることや、ユーロが対ドルで強気の流れを維持していることから、押し目買い方針継続とします。買いは141.40-50で押し目買い。損切りは140.80で一旦撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は、162.10-20，162.70-80，163.10-20，163.70-80に、下値抵抗は161.50-60，161.10-20，160.80-90，160.00-10にあります。160円を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。逆に164円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。

ポンド/ドルは小幅続伸して終え、7手連続陽線引けとなりました。直近の陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻されていますが、トレンドが強い状態を維持しており、再度1.33超えトライの動きが強まると見られます。買いは1.3210-20で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.3170で一旦撤退です。売りは引き続き様子見か1.3310-20まで引きつけて。損切りは1.3340で浅めに撤退です。上値抵抗は1.3270-80，1.3310-20，1.3360-70，13400-10に、下値抵抗は1.3210-20，1.3180-90，1.3150-60，1.3110-20にあります。短期トレンドは1.3000を割り込んで終えない限り、変化しません。

ポンド/円は反落し、188円台を維持出来ずに終えています。前日の陽線の値幅を切り崩しており、単体では下値リスクのやや高いものですが、下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。続落に繋がる可能性が生じており、買いは1日様子見です。売りは188.90-00で戻り売り。損切りは189.60で撤退です。上値抵抗は188.50-60，188.90-00，189.50-60に、下値抵抗は187.50-60，187.00-10，186.60-70，186.00-10にあります。

豪ドル/円は、陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えています。また、この陰線が91.10-20の上値抵抗にもぶつかっており、下値リスクがやや高い状態です。一方で、90.00-10、89.70-80に強い抵抗が控えており、これらに支えられて反発に転ずる可能性を残した状態です。但し、89円を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。買いは89.70-80まで引きつけて。損切りは89.40で一旦撤退です。売りは90.90-00の戻り待ちとします。損切りは91.30で浅めに撤退です。上値抵抗は90.90-00，91.10-20，91.60-70，92.10-20に、下値抵抗は90.00-10，89.70-80，89.30-40，89.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯します。