ドル/円、クロス/円、上値トライの動きが継続。
ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、前日の大陽線が新たな上昇トレンド入りした可能性を示しており、大幅続落にも繋がり難いと見られます。154.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、“上抜け”の可能性を打ち消して“ニュートラル”な状態に戻しますが、12/3に付けた148.65を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、このサポートラインの下値抵抗が154.40-50、152.00-10に位置していることから152円を下抜けて終えない限り、調整下げの範囲内となります。一方上値も158円~160円ゾーンに強い抵抗が控えており、上下動を繰り返しながら上値余地を探る動きが継続すると見らえます。
短期トレンドが強い状態を維持しているので押し目買い方針継続とします。買いは155.50-60の押し目待ちとします。損切りは154.80で撤退です。売りは様子見か158.20-30まで引きつけて。損切りは158.70で一旦撤退です。上値抵抗は156.80-90,157.20-30,157.80-90,158.40-50に、下値抵抗は155.90-00,155.40-50,154.60~144.80、154.00±10銭にあります。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、続伸して終えています。11/22に付けた1.0334と、12/20に付けた1.0343で短期的な二番底を付けた可能性が生じていますが、トレンドがまだ弱く、“ダマシ”に終わる可能性があります。1.0550超えに実体を戻して終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、1.0850-60の抵抗を上抜けて終えない限り、中期トレンドも下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か1.0400-10まで引き付けて。損切りは1.0350で一旦撤退です。売りは1.0480-90で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す1.0560で撤退です。上値抵抗は1.0450-60,1.0480-90,1.0500-10に、下値抵抗は1.0410-20,1.0390-00,1.0360-70にあります。1.0340⁻50を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
ユーロ/円は、前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに実体の小さい陰線引けとなりました。この陰線が7/11に付けた175.42と10/31に付けた戻り高値166.69を結ぶレジスタンスラインを若干上抜けた位置で終えており、新たな上昇トレンド入りした可能性が生じています。162.90-00を割り込んで終えた場合は、上抜けが“ダマシ”となった可能性が生じますが、164円台に乗せて終えれば、新たな上昇トレンド入りを確認して、上値余地がもう一段拡がり易くなります。短期トレンドは161円を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。買いは1日様子見か162.10-20まで引き付けて。損切りは161.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は163.40-50,163.80-90,164.30-40,164.70-80に、下値抵抗は162.90-00,162.50-60,162.10-20,161.50-60,160.90-00にあります。全て下抜けて終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
ポンド/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、トレンドは弱いままです。先週末の値動きの中で1.2500-10にやや強い下値抵抗が出来ていますが、1.2500を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。短期トレンドは1.2710-20の抵抗を上抜けて終えない限り、変化しません。買いは様子見か1.2500-10まで引き付けて。損切りは1.2470で浅めに撤退です。売りは1.2640-50で戻り売り。損切りは1.2710で撤退です。上値抵抗は1.2590-00,1.2640-50,1.2680-90に、下値抵抗は1.2540-50,1.2500-10,1.2470-80にあります。
ポンド/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、トレンドも強い状態を保っています。買いは196.00-10の押し目待ちとします。損切りは195.40で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は197.00-10,197.50-60,198.00-10,198.70-80に、下値抵抗は196.30-40,196.00-10,195.50-60にあります。195.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
豪ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、続伸に繋げられずに終えていますが、前日の大陽線が96.00-10の足元を固めた形となっており、これを支えとして上値トライの動きが強まる可能性が高くなっています。中期トレンドが弱いため急伸にも繋がり難いと見られますが、99円方向への上値トライの動きが期待できることから、押し目を待って買い狙いで。買いは97.20-30まで引きつけて。損切りは96.70で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は98.10-20,98.50-60、98.90-00に、下値抵抗は97.20-30,96.70-80,96.40-50にあります。全て下抜けた場合は“ニュートラル”な状態に変化、96円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。
昨日は謡曲を学んでいる友人と宝生能楽堂で狂言とお能を観てきました。野村万作さんと祐基さんのお爺さんと孫コンビの狂言。野村万作さん、90歳を超えても声の張りが凄いです。祐基さん、きっとお爺さまのように伝統芸を極める人になりそうです。しかもイケメンですね。野村萬斎さんはお能を演じられましたが切れきれの舞は抜きんでた感があり、全く素人の私も感動しました。狂言は馴染みがありますが、お能のことは全く知らなくて不覚にも途中でうっつらしてしまいましたが、機会があればまた是非行きたいと思いました。