ドル/円、クロス/円、米雇用統計発表を控えて神経質な展開。下値リスクに要警戒。
今日は午後から外出の予定がありますので、朝のコメントを掲載しておきます。参考にして頂ければと思います。
ドル/円は安値圏で引ける陰線が出ており、単体では下値リスクがやや高いものですが、下値を切り上げる流れを維持しており、トレンドの変化は認められません。一方で、153.40-50の抵抗を実体ベースで上抜けておらず、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。
また、151.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、151円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して、調整下げ局面入りの可能性が高くなります。
今日は米雇用統計の発表(日本時間21:30)を控えていることや、週明けの11/5には米大統領選を控えており、神経質な動きとなりそうです。
雇用統計の市場予想値は、失業率:4.1%、非農業部門就業者数(NFP):111千人となっています。
ドル買いは1日様子見か151.60-70まで引きつけて。損切りは下値リスクが高くなる150.90で撤退です。売りは様子見か153.30-40まで引きつけて。損切りは154.10で撤退です。
ユーロ/ドルは小幅続伸。単体では上昇エネルギーの強いものではないことや、トレンドが変化していないことから、急伸にも繋がり難いと見られます。一方で、1.0800~1.0820ゾーンにやや強い下値抵抗が出来ており、1.0740-50の抵抗を下抜けて終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。トレンドの変化が認められないので買いは様子見か、1.0810₋20まで引き付けて。損切りは1.0770で一旦撤退です。売りは1.0910-20で戻り売り。損切りは1.0970で一旦撤退です。上値抵抗は1.0890-00,1.0910-20,1.0950-60に、下値抵抗は1.0860-70,1.0840-50,1.0810-20,1.0770-80,1.0740-50にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは1.1050₋60の抵抗を上抜けて終えない限り変化しません。
ユーロ/円は、陰線引けとなり続伸に繋げられませんでしたが、下値を切り上げる流れを維持しており、トレンドの変化は認められません。但し、164.20-30に日足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなります。逆に166.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は前日の陰線を抜き返して上値トライの動きが強まり易くなります。この場合でも、7/11に付けた直近高値175.42と8/5に付けた直近安値154.43との61.8%戻しが167.40近辺となり、オーバーシュートした場合でも168.00-10の抵抗を上抜けるのは難しいと見ています。買いは164.50-60まで引きつけて。損切りは163.90で撤退です。売りは様子見か167.20-30の吹き値があれば売り向かい。損きりは167.80で撤退です。上値抵抗は166.10-20,166.50-60,166.80-90,167.30-40に、下値抵抗は164.80-90,164.50-60,164.20-30,163.10-20にあります。
ポンド/ドルは続落。トレンドが弱い状態に変わりありません。一方で1.2808に200日移動平均線が控えており、これが下値抵抗として働く可能性も高く、このレベルでの売りも慎重に。トレンドが弱いので買いは様子見か、1.2800-10まで引き付けて。損切りは1.2750で撤退です。売りは1日様子見か1.2970₋80の戻り待ちとします。損切りは1.3020で一旦撤退です。上値抵抗は1.2930-40,1.2970-80,1.3000-10,1.3020-30に、下値抵抗は1.2860-70,1.2820-30.1.2790-00にあります。短期トレンドは1.3050-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば下値リスクが後退、1.3110-20の抵抗を上抜けて終えれば “強気”の流れに戻します。
ポンド/円は値幅の大きい陰線が出ており、この足が9/17に付けた185.30を直近安値として下値を切り上げて来た流れから下抜けた位置で終えています。194.00近辺に強い下値抵抗が控えていますが、トレンドが変化したばかりであるため、上値余地が限られ易く、続落の可能性により警戒が必要です。買いは様子見です。売りは197.20-30の戻り待ちとします。損切りは197.90で撤退です。上値抵抗は196.60-70,197.30-40,197.80-90に、下値抵抗は195.50-60,195.00-10,194.60-70,194.00±10銭にあります。短期トレンドは197.50超えに実体を戻せば“ニュートラル”な状態に戻しますが、198.50₋60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。
豪ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、下値リスクのやや高いものですが、終値ベースで100.00-10の抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残した状態です。但し99.50以下で終えた場合は、短期トレンドが変化して下値リスクが生じます。買いは損切りが付いたので1日様子見か、99.70-80で軽く買って、99.40で撤退です。安値圏にあるので売りは1日様子見です。上値抵抗は100.40-50,100.80-90,101.10-20に、下値抵抗は99.70-80,99.50-60,99.10-20,98.60-70にあります。
昨日は豊トラスティ証券さんの「ゆたかTV]に出演して来ました。ご参考になれば幸いです。
大統領選直前SP【誰にでもわかる 大統領選後のドル円 為替の行方 徹底考察】『川合美智子松尾英里子のワールド・カレンシー』川合美智子×松尾英里子
昨日から人形町では「人形市」が開催されています。2日の土曜日までですが、手作りのお人形たちを見ながら人形町の下町情緒を味わうのもいいかと思います。干支の置物、お雛様のお飾りなどもありますよ。近くには甘酒横丁もあり、鯛焼きの「柳屋」さんはいつも行列が出来ています。人形町交差点そばには卵焼き、焼き鳥で有名な「鳥忠」もあります。お時間があれば足を運んでみてください。
昨晩は友人と久しぶりに東日本橋の「釉月(ゆういげつ)」に行ってきました。お刺身も相変わらず外れ無しの美味しさですが、びっくりしたのはシカカツ。熊本産のシカでエゾシカよりずいぶん小さいのだそうす。これを薄いパン粉を付けて揚げたものですが、これがとっても美味しかったのがビックリ。日本酒に合うお料理の数々は群を抜いています。居酒屋よりお高い感じですがそれなりに納得のお料理の数々です。
それでは皆様良い週末をお過ごし下さい。