ドル/円、クロス円、強気を維持。上値抵抗にも注意。
ドル/円は実体の小さい陽線引けとなり小幅続伸して終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値抵抗にも跳ね返されており、トレンド自体がしっかりしているので、押し目買い方針継続とします。但し、高値圏にある可能性も高いので、買いは利食いを着実に。
短期トレンドは151.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、150.50以下で終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなります。
ドル買いは153.00-10で軽く買って(東京市場で付いています)152.60で浅めに一旦撤退するか、152.30-40の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する151.40に置く必要があります。トレンドが強い状態を保っているので、売りは1日様子見か154.60-70まで引きつけて。損切りは155.20で撤退です。
ユーロ/ドルは寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。トレンドは弱いままですが下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か1.0790-00で押し目買い。損切りは1.0740で撤退です。売りは1.0840-50で戻り売り。損切りは1.0890で撤退です。上値抵抗は1.0820-30,1.0840-50,1.0880-90に、下値抵抗は1.0790-00,1.0770-80,1.0740-50にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは1.11台に乗せて終えない限り変化しません。
ユーロ/円は、小幅続伸して終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値トライに失敗した形で終えており、この反動で166円超えの抵抗をトライする動きが強まると見られます。高値圏にありますが、引き続きユーロの押し目買い方針が有効と見ています。但し、164円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、163.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して、下落余地が拡がり易くなります。買いは165.20-30で押し目買い。損切りは154.50で一旦撤退です。売りは様子見か、167.20-30まで引きつけて。損切りは167.60で浅めに撤退です。上値抵抗は166.20-30,166.50-60,166.90-010,167.30-40に、下値抵抗は165.20-30,164.70-80,164.30-40,164.00-10にあります。
ポンド/ドルは小幅続伸。トレンドが弱いものの、下値抵抗を守って下値を切り上げ始めており。売りも慎重に。買いは様子見か1.2940-50で軽く押し目買い。損切りは1.2900で撤退です。売りは1.3010-20で戻り売り。損切りは1.3050で一旦撤退です。上値抵抗は1.3010-20,1.3020-30,1.3050-60に、下値抵抗は1.2940-50,1.2900-10にあります。1.2850-60の抵抗を下抜けた場合は新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは1.3110-20の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退、1.3160-70の抵抗を上抜け終えれば“強気”の流れに戻します。
ポンド/円は続伸。短期トレンドは強い状態を維持しています。201円超えから厚くなる上値抵抗にも注意しつつ押し目買い方針継続とします。買いは198.10-20の押し目町とします。損切りは197.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は199.60-70,200.40-50,201.10-20に、下値抵抗は198.40-50,198.00-10,197.40-50,196.90-00にあります。197.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。
直近の日足は陰線引けとなり、小幅続落して終えています。上値を若干切り下げていますが、100.20-30の下値抵抗にも跳ね返されており、反発に転ずる可能性を残しています。100.00~101.80ゾーンのレンジ内の動きに留まっていますが、値動きが収縮し始めており、近々に一方向へ抜け出す可能性も高いと見ています。101.80-90の抵抗をクリアして102円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に99.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯、99.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して下落余地が拡がり易くなります。買いは、100.30-40で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは99.90一旦撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は101.10-20,101.40-50,101.80-90に、下値抵抗は100.30-40,100.00-10,99.80-90にあります。