川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、上値トライの動き。クロス/円、レンジ内の動き。

2024/10/18

週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!

ドル/円は直近の日足が陽線引けとなり、小幅続伸しています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、149.70-80の抵抗をしっかり上抜けて150円台に乗せて終えており、上値余地がもう一段拡がり易くなっています。トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続とします。但し、151.80-90超えに中期的な上値抵抗が控えていることや、中期トレンドが強いわけではないので、戻り天井を確認した後の反落にも注意が必要でしょう。このラリーでの上値目途は151.80~152.50近辺が限度と見ています。また、148円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ドル買いは149.70-80で押し目買い。下値余地を149.50近辺まで見て置く必要があります。損切りは149.10で撤退です。売りは引き続き様子見です。

ユーロ/ドルは小陰線で終えています。ECBは市場の予想通り政策金利の0.25%引き下げを決定しましたが、追加利下げ観測への思惑に続落しました。トレンドは弱い状態ですが、1.0800~1.0850ゾーンの強い下値抵抗ポイントの範囲内にあることから、ユーロ売りも慎重に。買いは様子見か1.0790-00で軽く試し買い程度に。損切りは1.0750で撤退です。売りは1.0860-70の戻り待ちとします。損切りは1.0910で一旦撤退です。上値抵抗は1.0840-50,1.0860-70,1.0890-00に、下値抵抗は1.0810-20,1.0780-90,1.0760-70にあります。短期トレンドは1.1050超えに実体を戻さない限り下値リスクがより高い状態です。また、1.0740以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ユーロ/円は実体の小さい陽線引けとなりました。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となったことから、163円超えトライの可能性に繋げていますが、163.30-40に強い抵抗が日開けており、これをクリアし、さらに163.70-80の抵抗を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。また、162円を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、161.50以下で終えた場合は9/16に付けた155.15を基点として下値を切り上げて来た流れに変化が生じ、下値リスクが点灯します。買いは162.10-20で押し目買い。損切りは161.40で撤退です。売りは様子見か163.30-40まで引きつけて。損切りは164.00で一旦撤退です。上値抵抗は192.90-00,163.30-40,163.70-80に、下値抵抗は162.10-20,161.60-70,161.10-20,160.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

ポンド/ドルは小陽線で終え、続落を食い止めています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、1.3000近辺に強い下値抵抗があり、一気に下抜けるにも無理がありそうです。但し、トレンドが弱いので買いは様子見か、1.2940に損切りを置くなら1.2970-80まで引き付けて軽く試し買い程度に。売りは1.3060-70の戻り待ちとします。損切りは1.3110で撤退です。上値抵抗は1.3020-30,1.3060-70,1.3090-00に、下値抵抗は1.2990-00,1.2960-70,1.2940-50,1.2900-10にあります。短期トレンドは1.3200超えで終えない限り、変化しません。

ポンド/円は陽線で切り返して上値トライの流れを維持しています。195.60-70の抵抗を上抜け切れていませんが、これを実体ベースで上抜けて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。逆に193.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して下値リスクが点灯します。強い上値抵抗ポイントにあるので買いは1日様子見か、194.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは下値リスクが点灯する193.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は195.60-70,196.00-10,197.50-60に、下値抵抗は、194.50-60,193.90-00,193.50-60,193.00-10,191.90-00にあります。

豪ドル/円は高値圏で引ける陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。良好な雇用統計を受けて反発しました。10/7に付けた101.42を直近高値として上値をやや切り下げており、この日足の上値抵抗ポイントである100.60-70を上抜け切れていませんが、99.60-70にやや強い下値抵抗が出来ており、これを下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。また、対米ドルでのトレンドがまだ弱いものの、0.6620~0.6650ゾーンに中期的に見ても強い下値抵抗があり、ターゲット圏内に入っていることから、現レベルからの下値余地が限られる可能性が高いと見られます。買いは100.20-30で押し目買い。損切りは99.80で一旦撤退です。売りは様子見とします。101~102円ゾーンに強い上値抵抗が散在します。上値抵抗は100.60-70,100.90-00,101.20-30,101.60-70に、下値抵抗は100.20-30,99.90-00,99.60-70にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

今日は朝から雨。ランチは朝立ち寄ったジャンゴのバケットサンドにしました。鶏肉、トマト、葉物野菜がサンドされたさっぱりとしたサンドですが、ボリュームはたっぷりでお腹いっぱいになりました。¥600です。雨のせいか並ぶことなく入れましたが私の好きなベーコン、玉ねぎ、ビーツの入ったエピはまだ出来上がっていませんでした。

ブーランジェリー・ジャンゴ (Boulangerie Django) – 水天宮前/パン | 食べログ (tabelog.com)

さて、今日はこれから外出の予定です。週末は一気に気温が下がるようですね。皆さま体調に気を付けて良い週末をお過ごしください。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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