川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、反落。

2024/09/13

週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!

ドル/円は、直近の日足が東京市場で前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して安値圏で引ける陰線引けとなりました。この反動で下値トライの動きが強まっています。141.10-20に日足の抵抗がありますが、141円を割り込んで終えた場合や140.40-50の抵抗を下抜けた場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは143円台に実体を戻して引けるまでは下値リスクがより高い状態です。この場合でも144円台に実体を戻すまでは、上値余地も拡がり難い状態です。

前日のタクリ足の陽線が底打ちの可能性を示唆していますが、141円を割り込み始めており、立ち上げの可能性を打ち消しています。買いは様子見です。売りも1日様子見か141.80-90の戻り待ちとします。損切りは142.50で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは高値引けの陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。1.1000-10の下値抵抗を守り切った感がありますが、上値を切り下げる流れからは上抜け切れておらず、1.1150超えに実体を戻すまでは下値リスクにも注意が必要です。また、1.1000を割り込んで終えた場合は、調整下げ局面入りの可能性が高くなります。買いは1.1040-50の押し目待ちとします。損切りは1.0990で撤退です。売りは1日様子見か1.1120-30で軽く売って1.1160で一旦撤退です。上値抵抗は1.1120-30,1.1150-60,1.1180-90に、下値抵抗は1.1060-70に軽い抵抗が、1.10440-50,1.1010-20にやや強い抵抗が出来ています。

ユーロ/円は前日足から上寄りした位置に寄せ線が出ています。下値を切り上げる体勢に入る可能性が生じていますが、現状は上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクを残した状態です。一方で寄せ線は“変化の兆し”ともされるもので、8/5に付けた154.43と前日に付けた155.46で短期的な二番底を付けた可能性が生じています。但し、155.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、立ち上げの可能性を打ち消して再び下値トライの動きが強まり易くなります。逆に、日足が158円台を回復して引ければ下値リスクがやや後退、160円台を回復して終えれば短期トレンドが変化して、162~164円近辺まで上値余地が拡がり易くなります。買いは156.00-10まで引きつけて。損切りは155.40で撤退です。売りは1日様子見か、158.50-60の吹き値があれば売り向かい。損切りは159.30で撤退です。上値抵抗は157.50-60,158.00-10,158.50-60,159.30-40に、下値抵抗は156.00-10,155.60-70,155.40-50にあります。

ポンド/ドルは陽線で切り返しており、上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れに変化なく、1.3220-30の抵抗をしっかり上抜けて終えるか、1.3250-60の抵抗をクリアしない限り、下値リスクに警戒が必要です。現状は1.3000-10の下値抵抗を支えとして反発余地を探る動きに繋げていますが、1.3000を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か1.3070-80まで引き付けて。損切りは1.3030で一旦撤退です。売りは1日様子見か1.3180-90まで引き付けて。損切りは1.3230で浅めに撤退です。上値抵抗は1.3150-60,1.3180-90,1.3220-30,1.3250-60に、下値抵抗は1.3070-80,1.3030-40,1.3000-10にあります。

ポンド/円は実体が小さく寄せ線に近い形の陽線引けとなりました。下値を若干切り上げており、また、前日の「タクリ足の陰線」が183円台にあった強い下値抵抗に跳ね返されており、8/5に付けた180.12との二番底を確認した可能性が点灯中ですが、現状は上値を切り下げる流れからも上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態にあることから、ポンド買いも引き付ける必要があります。186.50超えで終えれば下値リスクが若干後退して上値トライの動きが強まり易くなりますが、この場合でも中期トレンドがまだ弱く、191円台にしっかり乗せて終えるまでは下値リスクを残します。また、184.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、183.50割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて180円トライの動きが強まり易くなります。買いは184.60-70まで引き付けて。損切り浅い場合で184.30、深い場合は183.90で撤退です。上値抵抗は186.10-20,186.60-70,187.30-40、188.00-10に、下値抵抗は185.40-50,185.00-10,184.60-70,184.00-10にあります。

豪ドル/円は、直近の日足が小陽線で終え、小幅続伸して終えています。この陽線が9/3に付けた99.83を直近高値として上値を急角度で切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えており、下値リスクが軽減された状態です。上昇エネルギーの強いものではなく、また、トレンドも弱いままですが、前日付けた93.60で一旦底打ちした可能性が点灯しており、押しは一旦買い場となる可能性が高いと見ています。但し、93.50以下で終えた場合は立ち上げの可能性を打ち消して、さらなる下落リスクが生じます。短期トレンドは96.60-70の抵抗を上抜けて終えれば、下値リスクが後退して上値トライの動きが強まり易くなりますが。98.80-90の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。買いは94.80-90で軽く買って(これは東京市場で付いています)94.40で一旦撤退するか、93.90-00の押し目待ちとします。この場合の損切りは93.50で撤退です。売りは1日様子見です。

今日は友人と久しぶりに人形町でランチ。彼女の希望はトンカツ。というわけでかつ好でヒレカツ150gを頂きました。ご飯、お味噌汁、お新香付きで¥2980でした。11:30過ぎに入店しましたが、既に2階席は満席。1Fのカウンター席はまだ少し余裕がありましたが「待ち時間が少し長くなります」とのこと。積もった話をしながら待つつもりだったので、お席で30分ほど待つことになりました。でもやっぱり美味しかったです。

かつ好(かつよし) 日本橋人形町 (katuyoshi.com)

食事後は近くのかふぇあっぷるで食後のティータイム。このお店、コーヒー豆の種類が多種あって選ぶのがまた楽しいんですね。お値段はそれなりにしますが、一杯一杯丁寧に入れてくださるコーヒーはとても美味しいです。今日はグァテマラにしてみました。¥850です。ショーケースの中には美味しそうなケーキも…。友人が「ケーキ食べたい!」とトンカツを食べた後とは思えない食欲。シュー生地にチーズクリームが挟んであるようなケーキをオーダーしたところ、マスターに「もうすぐフルーツタルトが出来ますよ」と言われて、そちらにチェンジ。フルーツタルトの言葉に誘われて思わず私も頼んでしまいました。今日はブルーペリー、ベリー、マスカット、巨峰などがたっぷり乗ったケーキでした。普段はデザート系にあまり興味ない私ですが、これはとても美味しかったです。確かテイクアウトが出来なかったはずなので、美味しいケーキとコーヒーはここでしか味わえません。セットで¥1600でした。

後からお勤めされていなさそうな少し年配の女性が二人、そして、観光客かもしれない若い女の子が二人続けて入店。カウンター席にも常連さんがいらっしゃって(全部女性)ゆっくり美味しいコーヒーを楽しんでいらっしゃる様子でした。金曜日の午後、仕事の合間でしたが、残りの仕事もほぼ終わっていたので、時間を気にせずにゆっくり食事、お茶、会話を楽しむことが出来ました。

かふぇ あっぷる – 人形町/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

相場はまだまだ落ちつきませんね。皆さま良い週末をお過ごしください。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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