週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう！

ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり前日の陽線を打ち消しています。上値を切り下げる流れに変化なく、下値リスクがより高い状態です。短期トレンドは144円台に乗せて終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、145.10-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

米CPIの発表を前にポジション調整の動きが先行しています。市場予想は前年比2.6％と前月の2.9％から低下を予想、コアは前月と変わらず3.2％の予想となっています。

下値リスクがより高いので買いは様子見か140.60-70まで引きつけて。損切りは140.10で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か142.40-50の戻り待ちとします。損切りは143.20で撤退です。

日足の上値抵抗は141.80-90，142.40-50，143.20-30に、下値抵抗は141.10-20，140.60-70，140.10-20にあります。

ユーロ/ドルは小幅続落して終えています。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、1.1000-10の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなり、調整下げ局面入りの可能性が生じます。この場合は1.0850～1.0950ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に1.1000-10の抵抗を守り切って反転し、1.1170-80の抵抗をクリアして終えれば“強気”の流れに戻して上値余地が拡がり易くなります。買いは1.1000-10で押し目買い。損切りは1.0970で浅めに撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1050-60，1.1070-80，1.1110-20，1.1150-60に、下値抵抗は1.1030-40，1.1000-10、1.0960-70にあります。

ユーロ/円は陰線引けとなり、この足が157.70-80の抵抗を下抜けており、下落余地がさらに拡がり易くなっています。この陰線の上ヒゲがやや長く上値トライにも失敗しており、東京市場では下値トライの動きが先行中です。ユーロが対ドルで1.1000-10の抵抗を守って終えていますが、1.1000を割り込んで終えた場合は、調整下げ局面に入る可能性が高くなり、ユーロ/円もこれに連れる展開となりそうです。買いは様子見です。売りは156.70-80で戻り売り。損切りは157.60で一旦撤退です。上値抵抗は156.40-50，156.70-80，157.50-60，157.70-80にあります。158円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、161.70-80の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。下値抵抗は155.40-50，155.00-10，154.40-50にあります。

ポンド/ドルは小反発。上値余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れにあり、また、直近の陽線も上昇余力に欠けるものです。1.3050-60の下値抵抗を守って終えていますが1.3050を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。買いは様子見です。売りは1.3130-40で戻り売り。上値余地を1.3160近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.3200で一旦撤退です。上値抵抗は1.3130-40，1.3160-70，1.3210-20に、下値抵抗は1.3050-60，1.3010-20，1.2980-90にあります。短期トレンドは1.3220-30の抵抗を上抜け終えるか1.3250-60の抵抗をクリアしない限り、下値リスクがやや高い状態です。

ポンド/円は陰線引けとなり上値を切り下げる流れに変わりありません。183～184円台には強い下値抵抗がありますが、182.50以下で終えた場合は8/5に付けた180.12との二番底確認となるか否かを確認する動きが強まり易くなります。下値リスクが高いので買いは様子見です。売りは186.00₋10の戻り待ちとします。損切りは186.70で撤退です。上値抵抗は186.00-10，186.30-40，186.70-80，187.30-40に、下値抵抗は184.20-30，183.40-50，183.10-20にあります。短期トレンドは188円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻します。

豪ドル/円は小反落。前日の上げ幅を失っており、下値余地を探る流れに変わりありませんが、中期的な下値抵抗に近づいており、94.00近辺からの売りも慎重に。買いは様子見か93.80-90で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは93.50で一旦撤退です。売りは1日様子見か95.60-70の戻り待ちとします。損切りは96.10で撤退です。上値抵抗は95.10-20，95.60-70，96.00-10に、下値抵抗は93.90-00，93.60-70，93.40-50，93.00-10にあります。93.70～94.00ゾーンに強い下値抵抗があり、これを守り切れば反転、上昇に繋がり易くなりますが、93.50を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは96.60-70の抵抗を上抜けて越週すれば下値リスクが後退します。

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