川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、上値余地が限られる可能性。

2024/09/10

直近の日足は陽線引けとなり続落を食い止めていますが、上値トライにも失敗しており、また上値を切り下げる流れにも変化なく、下値リスクがより高い状態です。一方下値も141.80-90、141.10-20に強い抵抗が控えており、これらを全て下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態です。また、8/5に付けた141.69との二番底確認となる可能性を残しており、141.80以下の売りも慎重に臨む必要がありそうです。

短期トレンドは144円台を回復して終えれば下値リスクが若干後退しますが、145.10-20に日足の上値抵抗があり、これを上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

ドル買いは様子見か141.40に損切りを置くなら141.80-90まで引きつけて軽く試し買い程度に。ドル売りは143.50-60で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは144.10で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは続落。日足の形状が悪化しており、1.1040-50の下値抵抗も守り切れずに終えており、下値リスクがやや高い状態です。1.1000を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して1.0850~1.0900近辺の足元を固め直す動きが強まり易くなります。買いは1.1030-40で軽く買って(これは東京市場で付いています)1.0990で撤退です。売りは1日様子見か1.1100-10の戻りを軽く売り狙い。損切りは1.1130で撤退です。上値抵抗は1.1050-60,1.1070-80,1.1100-10,1.120-310に、下値抵抗は1.1030-40,1.1000-10にあります。

ユーロ/円は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けていますが、上値を切り下げる流れから上抜けておらず、下値リスクの高い状態に変わりありません。一方で、157.70-80の抵抗を実体ベースで守っており、小反発に転ずる可能性を残しています。しかし、週足が重要ポイントを下抜けて越週しており、160円台を回復して引けない限り、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か157.40に損切りを置くなら157.70-80で軽く試し買い程度に。(これは東京市場で付いています。)浅い利食いも着実に。売りは158.50-60で戻り売り。上値余地を158.90近辺まで見て置く必要があります。損切りは159.60で撤退です。上値抵抗は158.60-70,158.90-00,159.30-40に、下値抵抗は157.70-80,157.10-20,156.60-70,155.50-60にあります。

ポンド/ドルは続落し、1.3100-10にあった強い下値抵抗を下抜けて終えています。日足の形状が悪化し始めており、下値リスクに警戒が必要です。買いは1日様子見か1.3060-70で軽く買って(これは東京市場で付いています)1.3040で浅めに一旦撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.3090-00,1.3130-40,1.3150-60に、下値抵抗は1.3060-70,1.3040-50,1.3000±10ポイントにあります。1.3050以下で終えた場合は下値リスクが点灯、1.3000を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して、1.2900~1.3000の足元を固め直す動きが強まり易くなります。

ポンド/円は寄せ線に近い形の足で終え、寄り付き水準に戻しています。下げ渋りの形ですが、上値を切り下げる流れにあり、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見です。売りは187.90-00で戻り売り。損切りは188.60で一旦撤退です。上値抵抗は187.90-00,188.40-50,188.90-00に、下値抵抗は186.60-70,185.60-70,185.10-20,184.60-70,183.50-60にあります。短期トレンドは189円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、192円台に実体を戻すまでは下値リスクを残します。

豪ドル/円は直近の日足が前日足から下寄りのスタートとなりましたが、小陽線で切り返して続落を食い止めています。上昇エネルギーの強いものではなく、トレンドも弱い状態ですが、93.70~94.00ゾーンに中期的な下値抵抗が控えており、これを守り切って反発に転ずる可能性を残しています。但し、93.50以下で越週した場合は、新たな下落リスクが生じます。買いは1日様子見か94.70-80で軽く買って94.50で浅めに撤退です。売りは上値余地が若干拡がる可能性が高いので1日様子見か95.80-90まで引きつけて。損切りは96.30で一旦撤退です。上値抵抗は95.50-60,95.80-90,96.00-10,96.30-40に、下値抵抗は94.70-80,94.30-40,94.00±10銭、93.70-80にあります。

今日は行列ができる店で有名な浜町「川治」で何年振りかのランチでした。今日も開店前から行列が…。入店して注文を通してから作り始めるので席に座ってからでも30分位待つことになります。時間に余裕がない日は無理ですが、並んでも食べる価値はあります。今日のランチメニューは、煮魚が鰯の梅煮、焼き魚は赤魚、そして真鯛のソテー、お刺身の4種類でした。お刺身は寒ブリでした。私たちは真鯛のソテーと小刺しを注文。出来上がった真鯛のソテーは3切れもあり、ニンニクの香りとバターの風味が濃厚です。横に大根おろしとレモンの輪切りが添えてあり、少しさっぱりします。ブリ刺しは大きいのが5切れ。小刺しとは言えないボリュームですが、美味しくて熱々ご飯と美味しく完食です。炊き立てのご飯、お味噌汁、自家製のぬか漬けが付いて¥930。これに小刺し¥270がプラスされて合計¥1200です。ボリュームたっぷり、新鮮、美味しい、待った甲斐のあるランチでした。夜の予約も2年待ちのお店です。我々の次の予約は来年の5月。去年の5月に予約しましたが、それでも1年近く先です。

川治 – 浜町/海鮮 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。
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