ドル円、クロス円、反発余地が限られる可能性。
先週末の米雇用統計でNFPが予想を下回るものであったことや前の2か月分の数値も下方修正されたことからドル売りが強まりました。
ドル/円は、直近の日足が上下にヒゲのある陰線引けとなり、上値を切り下げています。下値トライにも失敗しているため小反発の可能性がありますが、144円割れから新たなドル下げトレンド入りしており、上値余地が限られ易く、下値リスクにより警戒が必要です。強い下値抵抗が141.10-20にありますが、割り込んで終えた場合は140円割れトライの動きが強まり易くなります。短期トレンドは144円台を回復して終えない限り、変化しません。また、144円台を回復した場合でも145.20超えで越週するまでは下値リスクを残します。
ドル買いは様子見か140.70に損切りを置くなら、141.10-20まで引き付けて軽く試し買い程度に。ドル売りは143.30-40で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す144.20で撤退です。
ユーロ/ドルは上ヒゲのやや長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、1.1040以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。さらに1.1000を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して1.0800~1.0900の足元を固め直す動きへ。逆に1.1150-60の抵抗を上抜けて終えれば再度1.1200超えトライの動きが強まり易くなります。買いは1.1040-50まで引きつけて。損切りは1.0990で撤退です。売りは様子見か1.1120-30で軽く売り向かい。損切りは1.1170で一旦撤退です。上値抵抗は1.1120-30,1.1150-60,1.1180-90に、下値抵抗は1.1070-80,1.1050-60,1.1010-20にあります。
ユーロ/円は直近の日足が陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。また、上値を切り下げる流れにあり、下値リスクがより高い状態です。終値ベースでは157.70-80の抵抗を守って終えていますが、週足が159円割れで越週したことにより、新たな下落リスクが生じており、下値トライの動きが強まると見られます。155.00-10に週足ベースで見た強い横サポートがありますが、新たな下げトレンドに入ってから日が浅いことから、これを下抜ける可能性もあります。短期トレンドは160円台を回復して引ければ下抜けが“ダマシ”となった可能性が生じますが、この場合でも週足の形状が改善せず、161.70-80の抵抗をクリアして162円台に乗せて越週するまでは下値リスクを残します。買いは様子見か155.00-10まで引き付けて。損切りは154.40で撤退です。売りは158.90-00で戻り売り。損切りは159.70で一旦撤退です。上値抵抗は158.50-60,158.90-00,159.30-40,159.60-70に、下値抵抗は157.70-80,157.10-20,156.60-70,155.50-60,154.60-70にあります。
ポンド/ドルは上ヒゲの長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。単体では下値リスクの高いものですが、現状は1.3100-10の下値抵抗を守っており、これを守り切って反発に転ずる可能性を残しています。但し、1.3040-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯します。この場合は1.2900~1.3000の足元を固め直す動きが強まり易くなります。買いは1.3100-10で押し目買い。損切りは浅い場合で1.3070,深い場合は下値リスクが点灯する1.3040で撤退です。トレンドの変化が確認出来ないので、売りは様子見か1.3170-80で軽く売って1.3220で一旦撤退です。上値抵抗は1.3150-60,1.3170-80,1.3210-20に、下値抵抗は1.3100-10,1.3050-60,1.3010-20にあります。
ポンド/円は反落。上値を切り下げる流れに入っており、下値リスクが高い状態です。190円台を回復して終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは188.20-30の戻り待ちとします。損切りは189.10で撤退です。上値抵抗は187.40-50,188.20-30,188.40-50,188.90-00に、下値抵抗は186.50-60,185.60-70,185.00-10,184.60-70,183.50-60にあります。
豪ドル/円は、直近の日足が安値圏で引ける陰線となり、上値を急角度で切り下げています。93.70~94.00ゾーンに中期的な下値抵抗が控えており、これを守り切れば反転、上昇に繋がり易くなりますが、93.50以下で越週した場合は、8/5に付けた91.10が底値であったかどうかを試す動きに繋がり易くなります。短期トレンドは97円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退しますが、98.80-90の抵抗を上抜けて終えるまでは“強気”の流れに戻しません。対米ドルでも日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高い状態にあります。続落の可能性が高いので、買いは様子見か93.90-00まで引き付けて。損切りは93.40で撤退です。売りは95.40-50で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは96.00で一旦撤退です。上値抵抗は95.40-50,95.90-00,96.30-40に、下値抵抗は94.70-80,94.30-40,94.00-10,93.70-80にあります。
今日のランチは血液検査のために行った、東京女子医大の4Fにある松本楼でサーロインステーキランチ¥1850を頂きました。マグカップに入ったたっぷりの野菜スープ、小サラダ、パンかライス、コーヒーが付いています。お肉も柔らかくて美味しかったです。ここは日比谷松本楼の支店ですが、病院内にあるせいか、お料理の提供がとても速いです。味も本店には及ばないかもしれませんが、お値段を考えるとかなりリーズナブル。今日はカレーかドリア、オムライスにしようと入りましたが、待ち時間が長くて疲れたので、最初のページに載っていたサーロインステーキが目に入り思わずこちらにしてしまいました。おかげでお肉パワーでちょっと元気になりました。ここは景色がそれほどいいわけではありませんが、窓際のお席が明るくて落ち着きます。窓の外がテラス風になっていて緑の植物も植えてあるので視界も広がって気分が和みます。