川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、反落。

2024/07/29

週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!

ドル/円は直近の日足は寄せ線に近い形の足で終えています。この足の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となったことから、下値余地を探る動きが先行しています。先週の急落時にすり抜けた152円台の下値抵抗の強さを確認する動きが強まると見ていますが、152.60-70,151.90-00にやや強い下値抵抗が出来ており、これらを守り切れるかどうかが焦点となります。152.50割れを見た場合は151.90-00,151.50-60の抵抗をトライする動きへ。全て下抜けた場合は新たな下落リスクが生じて150円割れトライへ。逆に154.50~154.70の抵抗をクリアして155円台に乗せて終えれば、上値を急角度で切り下げて来た流れから脱して下値リスクが若干後退します。

ドル買いは152.70-80の押し目を軽く拾って152.40で浅めに一旦撤退するか、152.00-10以下の押し目待ちとします。この場合の損切りは新たな下落リスクが点灯する151.40に置く必要があります。ドル売りは154.50-60で戻り売り。損切りは155.20で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは小陽線で終え上値余地を探る動きに繋げていますが、上昇エネルギーの強いものではないので、上値追いにも限りがあると見られます。1.0910-20の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。一方で1.0850近辺にやや強い下値抵抗が出来ており、1.0800を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは1.0850-60の押し目を軽く拾って(これは東京市場で付いています)1.0820で浅めに撤退です。売りは1.08980-90で戻り売り。損切りは1.0930で撤退です。上値抵抗は1.0880-90,1.0910-20,1.0940-50に、下値抵抗は1.0850-60,1.0820-30,1.2800-10にあります。

ユーロ/円は、寄せ線に近い形の陽線引けとなりましたが、上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻されており、上値余地が限られ易い状態です。現状は165円台の重要ポイントを守って終えていますが、昨年12月に付けた153.23を基点として下値を切り上げて来たサポートラインの下に入り込んでおり、下値リスクにより警戒が必要です。165円も割り込んで終えた場合は、2023年3月に付けた138.83を基点とする中・長期的なサポートラインも下抜けるため、160円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に165円台の抵抗を守り切って170円台まで回復して終えれば、7/11に付けた175.42を基点として上値を急角度で切り下げて来た流れから上抜けて、下値リスクが後退します。買いは166.00-10まで引きつけて。損切りは新たな下落リスクが点灯する165.40で撤退です。売りは167.70-80の戻り待ちとしています。損切りは、168.30で撤退です。上値抵抗は167.70-80,168.10-20,168.90-00に、下値抵抗は166.30-40,166.00-10,165.60-70にあります。

ポンド/ドルは小反発。上値を切り下げており、反発力にも欠けるものですが、1.2950超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が生じます。逆に1.2800を割り込んで終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。買いは1.2840-50で押し目買い。損切りは1.2790で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.2900-10,1.2930-40,1.2970-80に、下値抵抗は1.2840-50,1.2800±10ポイントにあります。

ポンド/円は実体が小さい陽線で続落を食い止めています。前日足が下値トライに大きく失敗しており、上値トライの可能性に繋げましたが、直近の陽線が上値トライに失敗して押し戻されており、上値余地が限られやすい状態です、200円台にしっかり乗せて終えれば下値リスクが軽減されます。買いは様子見か197.00-10まで引き付けて。損切りは196.40で一旦撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は198.30-40,198.90-00,199.70-80に、下値抵抗は197.00-10,165.50-60,195.90-00にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

豪ドル/円は小反発。実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線で続落を食い止めていますが、上値トライに失敗して押し戻されており、今日の上値トライも上値余地が限られる展開が予想されます。101.50超えで終えれば上ヒゲ部分を補強する形となり、下値リスクが若干後退しますが、短期トレンドは103.50超えで終えるまでは下値リスクがより高い状態です。買いは様子見です。売りは101.30-40で戻り売り。損切りは101.70で浅めに撤退です。上値抵抗は101.00-10,101.30-40,101.60-70,102.00-10に、下値抵抗は100.40-50,100.00-10,99.50-60,98.80-90にあります。

今日のランチは前から気になっていたカフェ&レストランお店、浜町駅すぐそばにある「REALTA(れアルタ)」に行ってみました。店内はカウンター席とテーブル席があり、シンプルながら落ち着く空間です。お店はデリカのテイクアウトも兼ねていて店内で繋がっています。

注文を入口で済ませて番号札をもらって好きな席に着きます。番号を呼ばれたらトレーをカウンターまで取りに行き、食べ終わったらトレーをカウンターに返すスタイルです。

今日はタンドリーチキンにしました。飲み物もコーヒーか紅茶が付いてきます。これで¥1000です。ワンプレートに盛ってあるのは、たっぷりの野菜サラダ、雑穀ご飯、チキンソテー、付け合わせにパスタ、ジャガイモ、ひじきの煮つけなど。お皿に乗り切らないほど盛ってあり、食べきれるかどうか心配なくらいです。カップスープ(ビシソワーズ風)も付いていました。具材にねじった形のパスタ(フジッリ)が入っていました。タンドリーチキンはスパイシーさはほとんどありませんが、これはこれで美味しいです。サラダもお隣が浜町プロデュースのせいかお野菜たっぷりです。カットしたミニトマトにシーザー風のドレッシングが掛かっていました。雑穀ご飯とスープの具材のフジッリは食べきれずに少し残しましたが、メインのチキンとサラダは完食。お料理が美味しかったので、残してはいけないと思ってちょっと無理して頑張った結果、食べ過ぎでお腹がパンパンになりました。前の女子はサラダや付け合わせを残していたようです。次回はご飯もサラダも少な目にして貰おう。

REALTA 浜町店 (レアルタ) – 浜町/カフェ/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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