ドル円、クロス円、上値の重い展開。
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直近の日足は実体が小さい陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、上値トライに失敗して押し戻されており、下値リスクを残した状態です。一方で前日足が下値トライに失敗した形となったことや、昨年12月に付けた140.25を基点とするサポートラインが157.10-20近辺に位置しており、中期的な下値抵抗を守った状態にあるので157円台前半からの突っ込み売りにも注意が必要です。
157円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、156.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、151~152円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に159.40-50の抵抗をクリアして159.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、160.30-40の抵抗を上抜けて終えれば調整下げが一巡した可能性が高くなります。
底打ち確認に至っておらず、ドル買いは様子見か157.10-20まで引きつけて。損切りは156.50で撤退です。売りは158.90-00の戻り待ちとしています。損切りは159.60で撤退です。
ユーロ/ドルは小幅続伸しましたが、上ヒゲがやや長く上値トライに失敗した形で終えています。この反動で若干下押す可能性がありますが、トレンド自体はしっかりしているので深い押しにも繋がり難く押し目買い方針で。買いは1.0860-70で押し目買い。損は1.0820で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0910-20,1.0940-20,1.0970-80に、下値抵抗は1.0860-70,1.0830-40,1.0800-10にあります。1.0750以下で終えない限り、下値も限定的とみています。
ユーロ/円は小陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げています。日足の形状は改善していませんが、下値を切り上げつつ4手前の大陰の実体内に若干入り込んでおり、底打ち、反転に繋がる可能性に繋げています。個々の足が強い状態になく、下値リスクがより高い状態ですが、171.50-60の抵抗を下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。また、171.50割れを見た場合でも168円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。買いは様子見か171.60-70まで引きつけて。損切りは171.30で浅めに撤退です。売りは173.00-10で戻り売り。損切りは173.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻して調整下げが終了した可能性が点灯します。上値抵抗は172.90-00,173.10-20,173.50-60,174.00-10に、下値抵抗は172.00-10,171.50-60,170.80-90,170.30-40にあります。
豪ドル/円は小幅続落。下げエネルギーの強いものではありませんが、日足の形状が弱く小幅続落の可能性があります。下値リスクを残した状態にあるので買いは様子見か106.00-10まで引きつけて。損切りは105.70で浅めに撤退です。売りは107.50-60の戻り待ちとします。損切りは108.00で撤退です。上値抵抗は107.10-20,107.50-60,107.80-90に、下値抵抗は106.60-70,106.30-40,106.00-10にあります。108.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退します。
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