週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう！

直近の日足は日銀介入の噂で大陰線の出現となり、この足が159.50-60の抵抗を下抜けて終えており、下値リスクがやや高い状態にあります。一方で、5/3に付けた151.87を基点とするサポートラインが157.70-80に位置しており、これを実体ベースで守っていることや、昨年12月に付けた140.25を基点とする中期的なサポートラインが156円台に位置しており、これらをしっかり下抜けて終えない限り、トレンドは大きく変化しません。一方上値はこれまでの下値抵抗ポイントであった159.50-60，160.30-40が上値抵抗として働いた状態にあり、これらを上抜けて終えるまでは下値リスクを残した状態です。

急落した相場でも3日で落ち着く傾向にあり、来週初のうちに一旦底打ちする可能性も高いと見ています。但し、週足の下値抵抗が155円台半ばにありますが、これを割り込んで越週した場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、151～152円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に160円台を回復して越週すれば下値リスクがやや後退、161円台に乗せて終えるか。日足が161.80-90の抵抗を上抜けて終えれば“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。

ドル買いは様子見か、155.80-90までの押し目があれば買い狙い。損切りは155.30で一旦撤退です。ドル売りは159.40-50で軽く戻り売り。損切りは160.00で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは続伸し上値トライの可能性に繋げていますが、この陽線の上ヒゲがやや長く上値トライにも失敗して押し戻されており、1.0880-90の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。一方で、1.0800-10にやや強い下値抵抗が出来ておりこれを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは1.0830-40で押し目買い。損切りは1.0790で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見です。1.0880-90の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に1.0740以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。上値抵抗は1.0880-90，1.0910-20に、下値抵抗は1.0830-40，1.0800-10，1.0750-60，1.0710-20にあります。

ユーロ/円は大陰線の出現となり、この陰線が6/14に付けた167.54を基点とする短期的なサポートラインを下抜けており、下値リスクがやや高い状態ですが、昨年12月に付けた153.23を基点とする中期的なサポートラインを上抜けた位置を保っており、調整下げの範囲内に留まっています。このサポートラインは168円台半ばに位置しており、168円を割り込んで終えない限り、トレンドは大きく変化しません。足元の下値リスクがやや高い状態にあるので、買いは1日様子見か171.00-10まで引きつけて。損切りは170.40で一旦撤退です。売りは173.60-70で戻り売り。損切りは174.10で浅めに撤退です。上値抵抗は173.60-70，174.00-10，174.50-60に、下値抵抗は172.00-10，171.40-50，171.00-10にあります。174.50超えで終えれば下値リスクが後退、175.10-20の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇荷繋がり易くなります。

ポンド/ドルは続伸。1.29台に乗せて終えており、短期トレンドはやや強気に変化しています。買いは1.2870-80で押し目買い。損切りは1.2830で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.2920-30，1.2950-60，1.2990-00に、下値抵抗は1.2870-80，1.2840-50，1.280-20にあります。短期トレンドは1.2700を割り込んで終えない限り変化しません。

ポンド/円は大陰線の出現となり、単体では下値リスクの高いものですが、5/3に付けた191.37を基点とする短期的なサポートラインを下抜けておらず、トレンドの変化は認められません。この日足の下値抵抗は203.50-60にあります。買いは損切りが付いたので1日様子見です。売りも様子見か205.80-90で軽く売って206.10で浅めに撤退です。206円台を回復して引けた場合は調整下げが終了した可能性が点灯します。上値抵抗は205.60-70，206.00-10，206.80-90に、下値抵抗は204.60-70，204.00-10，203.50-60にあります。

豪ドル/円は大陰線の出現となり調整下げ局面入りとなりましたが、トレンドは崩れておらず、106～107円台の足元を固め直して、上値トライの流れに戻す可能性も高い状態です。一方で、長期的な上値抵抗ポイントに到達してから反落しており、急反発にも繋がり難く、109.00-10の抵抗を上抜けて終えるまでは、下値リスクを残します。買いは損切りが付いたので1日様子見です。売りは108.30-40の戻り待ちとします。損切りは108.70で撤退です。上値抵抗は108.10-20，108.40-50，108.70-80，109.00-10に、下値抵抗は107.20-30，107.00-10，106.50-60にあります。106円を割り込んで終えた場合は104～105円台の中期的な下値抵抗をトライする動きへ。

では皆さま良い週末をお過ごしください。

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