ドル/円、上値の重い展開。クロス/円、下値余地が限られる可能性も。米雇用統計待ち。
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今日から大型連休。絶好の行楽日和です。為替市場が大きく動いているので朝のコメントの一部を掲載しておきます。参考にして頂けたらと思います。
直近の日足は、東京市場(9:00am)で前日のNY市場終値から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに値幅の大きい陰線引けとなりました。この足が3/8に付けた146.48を基点として下値を急角度で切り上げて来た短期的なサポートラインから下抜けた位置で終えており、下値余地がもう一段拡がる可能性が高くなっています。一方で、昨年12月に付けた140.25を基点とする中期的なサポートラインは151円台に位置しており、トレンドの崩れも認められないことから、これを大きく下抜けるほどの調整下げには繋がらないと見られます。このラリーでの下値余地はオーバーシュートした場合でも150円を大きく割り込まない可能性が高いと見ています。一方で、4/29に付けた160円台で目先天井を見た流れにあることから、158.50~159.50ゾーンの抵抗を上抜けるには時間を要すると見られます。
ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か、151.50-60まで引きつけ。損切りは150.90で撤退です。売りは154.60-70で戻り売り。損切りは155.30で一旦撤退です。
日足の上値抵抗は154.60-70,155.30-40,155.70-80,156.30-40に、下値抵抗は153.00-10,152.50-60,151.80-90,151.40-50にあります。
ユーロ/円は、東京市場(9:00am)で前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに値幅の大きい陰線引けとなりました。上値を急角度で切り下げており、下値リスクが高い状態に変わりありませんが、一方で、昨年12月に付けた153.23を基点とる短・中期的なサポートラインから下抜けておらず、トレンドの変化は認められません。この日足の下値抵抗字は163.90近辺に位置しており、163.50以下で終えない限り短期トレンドは大きく変化しません。また、これを下抜けた場合でも2023年3月に付けた138.83を基点とする中期的なサポートラインが161円絡みに位置しており、160円を割り込んで越週するか、日足が159円を割り込んで終えない限り、中期トレンドは変化しません。買いは153.90-00で押し目買い。損切りは153.40で一旦撤退です。売りは1日様子見166.00-10の戻り待ちとします。損切りは166.60で浅めに撤退です。上値抵抗は164.90-00,165.50-60,166.00-10に、下値抵抗は164.00±10銭、163.50-60、163.00-10にあります。163.50以下で終えた場合は160~161円方向への新たな下落リスクが生じます。
豪ドル/円は前日の大陰線の値幅内に陰線が入り込んだ形となり、続落して引けています。上値を急角度で切り下げており、下値リスクが高い状態ですが、一方で、3月に付けた96.90を直近安値として下値を切り上げる流れに変化が認められず、調整的な下げの範囲内に留まっています。この日足の下値抵抗は99.30-40にあります。99円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、この場合でも昨年12月に付けた93.73を基点とする中期的なサポートラインの下値抵抗が98円台前半にあり、98円を割り込んで終えない限り、トレンドは大きく変化しません。一方で、上値も4/29に付けた104.95で目先天井を見た可能性が高いことから103.50超えに実体を戻すまでは上値余地も拡がり難いと見ています。引き付けて買い。吹き値は売りのスタンスで。買いは100.40-50で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは99.90で一旦撤退です。売りは様子見か102.30-40の戻り待ちとします。損切りは102.70で撤退です。上値抵抗は101.60-70,101.90-00,102.30-40に、下値抵抗は100.40-50,100.00-10,99.60-70にあります。
では皆さまよい週末をお過ごしください。
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