YCC修正で乱高下。突っ込み売り、飛びつき買いに注意。
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ドル/円は続落。「日銀が長期国債の利回り上昇容認を協議」との報道で、ドル/円は急落しました。
直近の陰線が上下にヒゲがあり、乱高下したことを表しています。結果的には149.50以下で終えており、下落リスクに注意が必要です。
短期トレンドは141.30超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが軽減されますが、141.90-00の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難く下値リスクを残します。
ドル買いは損切りが付いたので様子見か、138.00-10まで引きつけて軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは137.50で撤退です。売りは139.50-60で再度戻り売り。損切りは140.60で撤退です。
ユーロ/ドルは上ヒゲのやや長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。ECBの利上げは予想通り。良好な米経済指標と、日銀の金融政策修正の可能性で対ドル、対円で売られました。直近の陰線が1.1000を割り込んで終えており一段の下落リスクに注意が必要です。但し、調整下げに留まるなら1.08台を大きく割り込まない可能性も高いと見ています。下値リスクが高いので買いは様子見です。売りは1.1020-30で戻り売り。損切りは1.1070で一旦撤退です。1.12台を回復して終えない限り下値リスクがより高い状態です。
ユーロ/円は値幅が4円ある大陰線の出現となり、短期トレンドに変化が生じています。150~151円台の足元を固め直す動きが強まると見られ一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは一旦損切りが付きましたが、トレンドはまだ弱い状態です。154.50超えで終えれば下値リスクが若干後退しますが、155.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。149.50~150.00ゾーンに強い下値抵抵抗があります。
ポンド/ドルは陰線引けとなり、1.30台乗せに失敗して安値圏で引けています。終値ベースで1.2800±10ポイントの強い抵抗を守っていますが、上値トライに失敗した流れにあるので下値リスクにより警戒が必要です。買いは1日様子見です。売りは1.2860-70の戻り待ちとします。損切りは1.2910で撤退です。短期トレンドは1.3020超えで終えない限り変化しません。
ポンド/円は大陰線の出現となり、この足が短期トレンドに変化を生じさせています。買いは様子見です。売りは損切りが付きましたが178.40-50で再度戻り売り。損切りは179.10で撤退です。短期トレンドは180円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが182円台で終えない限り、“強気”に変化しません。
豪ドル/円は大陰線で終えています。終値ベースでは93.50-60を守っていますが、日足の形状が悪化しており、一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは94.00-10の戻り待ちとします。これは東京市場で付いています。損切りは94.60で撤退です。92円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。
今日は日銀の金融政策の結果を受けて乱高下。上下に振らされる展開となっていますが、円高リスクがより高い状態です。138.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯、141円超えで終えれば下値リスクが若干後退します。
皆さま良い週末をお過ごしください。
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