ドル円、強気を維持。上値抵抗にも注意。クロス/円、上値の重い展開。
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ドル/円は直近の日足が安値圏で引ける陰線で終え、下値リスクのやや高いものです。前日の寄せ線と陰線の組み合わせは、天井確認の兆しとなる可能性があり、反発に転じても137.00超えからの飛びつき買いにも注意する必要がありそうですが、現状は下値を切り上げる流れを守っており、トレンドの変化が認められないこと、日足の下値抵抗を守っていることから、押し目買い方針継続とします。
但し、135.50割れを見た場合は”ニュートラル”な状態に変化します。さらに135円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。逆に137.20-30の抵抗を上抜けて終えれば、来週も上値トライの流れが継続します。
今日は日本時間22:30に、米雇用統計の発表を控えており、日中は動きの鈍い展開となりそうです。市場予想は失業率3.4%、非農業部門雇用者数(NFP)+20.5万人です。
ドル買いは1日様子見か136.00-10で軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは135.40で撤退です。売りは様子見です。
ユーロ/ドルは小陽線で終え上値余地を探る動きに繋げていますが、下値リスクがより高い状態に変わりなく、買いは様子見か1.0400-10まで引きつけて。損切りは1.0350で撤退です。売りは1日様子見か1.0640-50まで引き付けて。損切りは1.0710で撤退です。短期トレンドは1.0750超えで終えない限り、変化しません。
ユーロ/円は陰線引けとなり、上値を切り下げています。実体ベースで144.00-10の抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残していますが、143.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して下落余地が拡がり易くなります。買いは様子見か143.40に損切りを置き143.90-00で軽く押し目買い。買い注文は東京市場で付いています。売りは様子見か145.70に損切りを置くなら145.30-40まで引きつけて軽く売り向かい。143.50割れを見た場合は一段の下落へ、逆に145.50超えで終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。
ポンド/ドルは続伸。1.18台の下値抵抗を守って反発に転じていますが、1.2050超えで終えるまでは下値リスクを残します。買いは様子見か1.1790に損切りを置くなら1.1840-50まで引きつけて軽く試し買い程度に。売りは1日様子見か、1.1970-80の戻りがあれば売り狙い。損切りは1.2020で浅めに撤退するか、深い場合は短期トレンドが変化する1.2060に置く必要があります。1.1800を割り込んで終えた場合は一段の下落へ。
ポンド/円は小反落。下値トライに失敗していますが、トレンドは弱いままです。買いは様子見か160.70に浅い損切りを置くなら161.10-20まで引きつけて軽く試し買い。売りは163.10-20の戻り待ちとします。これは東京市場で付いています。損切りは163.60で一旦撤退です。164円台で終えれば下値リスクがやや後退、160円割れで終えた場合は一段の下落へ。
豪ドル/円は陰線引けとなり、この足が90円台を割り込んでおり、下値リスクが高い状態です。買いは様子見です。売りは90.30-40の戻り待ちとします。損切りは90.80で撤退です。88円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
今日は外為どっとコムさんのWebセミナーに出演します。雇用統計前の事前予想やチャートから見たドル円相場を中心にお話しする予定です。お時間があればぜひご参加ください。
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