ドル円、押し目買い。上値抵抗にも注意。クロス円、上値トライの動き。
週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!
ドル/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えていますが、下ヒゲがより長く、下値トライに失敗した影響がより強い形です。今日については下値余地が限られ易い展開が予想されます。一方で、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、この日足の上値抵抗が136.90-00にあります。137.00超えで終えれば、短期的なレジスタンスラインを上抜けて上値余地がもう一段拡がり易くなります。
一方下値は、12/2に付けた133.63で底打ち、反転の流れにありますが、134円台を維持出来ずに終えた場合は、立上げの可能性を打ち消して下値リスクが点灯します。
ドル買いは136.00-10で押し目買い。下値余地を135.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは135.40で撤退です。売りは1日様子見か136.90-00で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは137.30で浅めに撤退です。
ユーロ/ドルは実体の小さい陰線引けとなりました。単体では下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持していますが、日足、週足ベースで見た強い上値抵抗ポイントにぶつかっており、短期的な天井を見た可能性が点灯中です。1.0610-20の抵抗を上抜けて終えない限り、買いも慎重に。買いは1日様子見か1.0510-20で軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.0470で浅めに撤退です。売りは様子見か1.0620に損切りを置くなら1.0560-70で戻り売り。1.0350以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲの長いタクリ足の陰線引けとなりました。下値トライに失敗した形で終えており、下値を切り上げる流れを維持しています。押し目買い方針継続としますが、10/21に付けた148.40を基点とするレジスタンスラインから上抜けていないので、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。この上値抵抗は145.00-10にあります。買いは143.30-40で押し目買い。損切りは浅い場合で142.80,深い場合は下値リスクが点灯する142.40に置く必要があります。売りは145.00-10で戻り売り。損切りは145.60で撤退です。142.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、141円を割り込んで越週した場合は中期トレンドが変化します。逆に145円台に乗せて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。
ポンド/ドルは3手連続陽線引けとなり、下値を切り上げています。短期トレンドは強い状態にありますが、直近の陽線が上昇余力に乏しいものであることから、買いは1日様子見か1.2170-80の押し目があれば買い狙い。損切りは1.2140で浅めに撤退です。売りは様子見です。1.2100以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。
ポンド/円は上下にヒゲがあり実体の小さい陽線引けとなりました。上下の攻めに失敗していますが、トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続とします。買いは166.70-80で押し目買い。損切りは165.90で撤退です。トレンドが強いので、売りは様子見か168.00-10まで引きつけて。損切りは168.30で浅めに撤退です。166円を下抜けて終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。
豪ドル/円はタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗して引けています。この反動で上値トライの動きが強まると見られますが、93.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か92.00-10まで引きつけて。損切りは91.70で浅めに撤退です。売りは上値余地が若干拡がる可能性があるので1日様子見か93.30-40まで引きつけて。損切りは93.70で撤退です。
12/14(水)19:00~外為どっとコム社主催のWebセミナーの講師を務めます。お時間があればぜひご覧ください。どなたでもご参加いただけます。変動の激しいドル円相場や主要通貨の方向性と戦略についてお話しする予定です。お申し込みは下記のURLからご覧ください。
2023年のドル/円見通し|はじめてのFXなら外為どっとコム (gaitame.com)
週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!