ドル全面安。ドル/円、クロス/円、上値の重い展開続く。
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ドル/円は2手連続大陰線で終え、直近の陰線が140.60-70にあった日足の下値抵抗を下抜けて終えており、一段の下落リスクが点灯中です。先週末がNY市場休場であったため薄商いであたため、オーバーシュートしている可能性があり、この下抜けが”ダマシ”となる可能性があります。短期トレンドは140.50-60の抵抗をクリアして終えれば、ニュートラルな状態に戻しますが、142台に乗せて越週するまでは下値リスクを残します。
一方下値は、強い下値抵抗が134~135円台にあり、大幅な続落を見た場合でもこのレベルは簡単には下抜けないでしょう。
ドル買いは1日様子見としています。売りは140.00-10で戻り売り。損切りはニュートラルな状態に戻す140.60で撤退です。
ユーロ/ドルは2手連続陽線引けとなり、短期トレンドは強い状態にあります。また2月に付けた1.1495を基点とする中期的な弱気のトレンドにも変化が生じており、上値トライの動きが継続すると見られます。急伸の過程で1.01台の足元の弱さを残していますが、トレンドが強いのでここまで押すのは目先天井を確認してからとなりそうです。買いは1.0290-00で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.0250で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.0150-60の抵抗も下抜けて終えた場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻して1.0100~1.0000の足元を固め直す動きが強まり易くなります。
ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、結果的には陰線で終え、続落しています。下ヒゲがやや長く下値トライにも失敗していることや、日足の下値抵抗が143.10-20にあり、これを割り込んで終えない限り、売りも慎重に。日足の形状が弱く下値リスクがより高いので、買いは様子見です。売りは144.40-50で戻り売り。損切りは145.10で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも147円台で終えるまでは下値リスクを残します。
ポンド/ドルは続伸。短期トレンドは強い状態にありますが、直近の陽線が上昇エネルギーの強いものではないので、大幅続伸に繋がり難いと見られます。買いは1.1700-10の押し目待ちとします。損切りは1.1640で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻して、1.15台の足元を固め直す動きへ。
ポンド/円は続落。下値トライにも失敗しており、小反発の可能性があります。短期トレンドが弱い状態ですが、160円を割り込んで終えない限り、中期トレンドは変化しません。短期トレンドが弱いので買いは1日様子見です。売りは165.00-10で軽く戻り売り。損切りは165.60で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。
豪ドル/円は実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。上下の攻めに失敗していますが、上値を切り下げる流れにあり、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か92.00-10まで引きつけて。損切りは91.70で浅めに撤退です。売りは1日様子見か93.90-00の戻り待ちとします。損切りは94.30で浅めに撤退です。95.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。
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