ドル全面安。ドル円、クロス/円、弱気。強い下値抵抗にも注意。
週末のドル円を予想して10万円をゲットしよう!
今日は午後から外出の予定が入っています。ご参考までに朝のコメントの一部を掲載しておきますので参考になさって頂けたらと思います。
ドル/円は値幅が5円を超える大陰線の出現となりました。大きな下げエネルギーを吐き出した状態で、短期トレンドは”ドル弱気”の流れにありますが、一方で、今年3月に付けた114.65を基点として下値を切り上げて来た中期的なサポートラインを下抜けておらず、中期トレンドは”ドル強気”の流れを守った状態です。
この中期的な日足の下値抵抗は140.60-70に、週足は140.00-10に位置しており、これらを割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となり、押しは一旦買い場となる可能性も高い状態です。
短期トレンドは142.50-60の抵抗をクリアすれば、昨日の安値140.21で一旦底打ちした可能性が高くなり、調整下げに留まった形となります。この場合は上値余地を探る動きが強まり易くなりますが、この場合でも145.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。
ドル買いは様子見か140.70-80で押し目買い。損切りは140.00で撤退です。売りは142.00-10で戻り売り。損切りは”ニュートラル”な状態に戻す142.60で撤退です。
ユーロ/ドルは高値圏で引ける大陽線の出現となり、日足、週足ともに形状が改善して一段の上昇の可能性に繋げています。買いは1.0140-50で押し目買い。損切りは1.0100で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.0000を割り込んで終えない限り変化しません。
ユーロ/円は高値圏から大陰線の出現となりました。日足の形状が悪化しており下値リスクが高い状態ですが、週足ベースで見た強い下値抵抗が143.10-20にありこれを守った状態にあるので、このレベルでの売りも慎重に。但し、143円割れで越週した場合は140円方向への新たな下落リスクが点灯します。下値リスクがより高いので、買いは様子見か143.20-30まで引きつけて。損切りは142.80で浅めに撤退です。売りは145.00-10の戻り待ちとします。これは東京市場で付いています。損切りは”ニュートラル”な状態に戻す145.60で撤退です。
ポンド/ドルは高値引けの大陽線が出ています。週足の形状も改善しており、このまま1.1650超えを維持して越週出来れば、来週以降も一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.1610-20で押し目買い。損切りは1.1570で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.1500割れを見た場合は再び下値リスクが点灯します。
ポンド/円は続落。下値リスクがより高い状態ですが、164円台の下値抵抗を守っています。164.00-10に週足の抵抗がありますが、164.00を割り込んで終えた場合は162円方向への一段の下落リスクが生じます。下値リスクがより高いので、買いは様子見か164.00-10まで引きつけて。損切りは163.70で浅めに一旦撤退です。売りは165.80-90で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは166.60で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。
豪ドル/円は続落。93.00-10の日足の抵抗を実体ベースで守っていますが、日足の形状が悪化しており、反発余地が限られる展開が予想されます。買いは様子見か、93.00-10まで引きつけて。損切りは92.70で浅めに撤退です。売りは1日様子見です。92円割れで終えた場合は90円方向への新たな下落リスクが生じます。
では皆さま良い週末をお過ごし下さい。
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