ドル円、上値の重い展開。押し目買いは変わらず。クロス円、堅調。
ドル/円は陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。但し、147.30-40の週足の下値抵抗を下抜けて越週するか、値動きの中で147.00割れを見た場合は、短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合でも142.50~144.50に強い下値抵抗が散在しており、調整下げに留まるならこれを大きく下抜けない可能性も高いと見ています。
一方上値は148.90-00,149.10-20にやや強い上値抵抗が出来ていますが、149.20超えで終えれば150円超えトライの動きが強まり易くなります。
ドル買いは147.60-70で再度押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する146.90で撤退です。売りは様子見か150.10-20まで引き付けて。損切りは150.60で撤退です。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり下値を切り上げています。直近の陽線が今年2月に付けた1.1495を基点として上値を切り下げて来た流れから上抜けかけていますが、”ダマシ”となる可能性を残しています。1.0020-30の抵抗を上抜けて終えるまでは、買いも慎重に。買いは0.9910-20の押し目待ちとします。損切りは0.9840で撤退です。売りは様子見か、1.0040に損切りを置くなら1.0010-20まで引きつけて軽く試し売り程度に。上0.9750以下で終えた場合は、”上抜け”の可能性を打ち消して”弱気”の流れに戻します。
ユーロ/円は小幅続伸。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、短期トレンドは強い状態を保っており、押し目買い方針継続とします。買いは146.90-00で軽く押し目買い。損切りは146.40で一旦撤退です。売りは様子見です。145.50以下で終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。
ポンド/ドルは高値引けの陽線が出ており、上値トライの流れにあります。日足の形状は改善していますが、中期トレンドがまだ弱く、1.1730-40の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残した状態です。買いは1.1400-10の押し目を軽く拾って1.1370で浅めに一旦撤退するか、1.1330-40の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1280で撤退です。売りは様子見です。1.1250以下で終えた場合は再び”弱気”の流れに戻します。
ポンド/円は陽線引けとなり、短期トレンドは強い状態を保っています。170円台で終えるか170.50-60の抵抗をクリアすれば一段の上昇へ。買いは168.60-70の押し目待ちとします。損切りは167.90で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが点灯します。売りは1日様子見です。
豪ドル/円は、小反発。下値を切り上げる流れを維持していますが、上昇エネルギーの強いものではないので買いは利食いを着実に。買いは94.10-20で軽く買って93.70で浅めに一旦撤退です。売りは95.10-20で戻り売り。損切りは95.60で撤退です。93.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は”弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなります。