ドル円、強気。クロス円、上値抵抗にも注意。
ドル/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い”タクリ足”の陽線で終えています。トレンドが強い状態を保っており、また、下値トライに失敗した反動で上値トライの動きが期待出来ますが、10手連続陽線引けしており、買いも利食いを小まめに入れる方針で。日足の下値抵抗が147.80-90にありますが、これを下抜けて終えた場合は下値余地が若干拡がり易くなります。さらに147.00以下で終えた場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りの可能性が生じます。この場合でも調整下げに留まるなら144~145円を大きく下抜けない可能性も高いと見ています。
ドル買いは148.60-70の押し目を拾って148.10で一旦撤退するか、147.80-90の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する146.90に置く必要があります。ドル売りは様子見です。
ユーロ/ドルは小幅続伸。強い上昇エネルギーも感じられないので、買いは0.9800-10の押し目待ちとします。下値余地を0.9780-90まで見て置く必要があります。損切りは0.9760で一旦撤退です。売りは様子見か0.9990-00の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.0050で撤退です。0.9600を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。
ユーロ/円は小幅続伸となりました。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形で終えており、上値トライの動きが強まると見られます。急伸の過程で145円台の足元の弱さを残していますが、これを試すのは目先天井を確認してからとなりそうです。短期トレンドが強い状態を保っており、目先は押し目買い方針継続です。買いは146.60-70で押し目買い。損切りは146.20で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。145.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻します。
ポンド/ドルは小反落。下値を切り上げる流れを維持していますが、1.1420-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。1.15台に乗せて越週すれば下値リスクが軽減されます。買いは1.1250-60の押し目待ちとします。損切りは1.1190で撤退です。売りは様子見か1.1450に損切りを置くなら1.1390-00で軽く売り向かい。1.1200-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯します。
ポンド/円は実体が小さく十文字の寄せ線に近い形の陰線引けとなりました。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形で終えており、この反動で上値余地を探る動きが強まると見られますが、昨日の値動きの中で168円割れを見ており、短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻しています。170円台に乗せて終えるまでは、”ポンド強気”の流れに戻せず、上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1日様子見です。売りも様子見か、170.20に損切りを置くなら169.70-80まで引きつけて売り狙い。162円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内です。
豪ドル/円は小幅続伸となり、上値余地を探る動きに繋げています。日足の形状は安定していますが、週足の形状が改善しておらず、買いも引き続き慎重に。買いは93.60-70の押し目待ちとします。損切りは93.10で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は94.20-30,94.50-60,94.70-80に、下値抵抗は93.60-70,93.10-20,92.70-80にあります。
今日のランチは久しぶりにケンタのランチセットにしました。頼んだのは辛口チキンフィレバーガーセット。ポテトのSとコーラが付いて¥670です。これにコールスローサラダのSサイズ¥240を付けて合計で¥910でした。ドル換算で6ドルちょっと。海外からの観光客からすれば飲み物代位の感覚でしょうね。高級ブランド品も円安で売れているのだとか。安い、美味しい、親切。日本を思う存分楽しめますよね。でもニュースでは国内の外国人就労者が日本を離れようかどうか迷っていると報じられました。労働賃金が低い上に、物価の上昇や、円安で母国への仕送りのための送金もままならないのだとか。弱いところにしわ寄せが行っているんですね。いつまでも金融緩和を続けていると内外価格差が広がるばかり。デフレ脱却まで大規模な緩和を続けると言っていた日銀総裁。もうとっくの昔にデフレは脱却しているのに、今度は経済の腰が弱いことを理由にして量的緩和を続けるのはおかしくないですか?余剰資金はどこに消えている??経済活性化に繋がっていないのでは???