ドル/円、クロス/円、強気。
ドル/円は9手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。短期トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続です。
但し、147.00以下で終えた場合は日足の下値抵抗を下抜けて下値リスクが点灯します。この場合は145.00前後の足元を固め直す動きへ。この場合でも調整下げに留まるなら144円を大きく割り込まない可能性が高いと見ます。
ドル買いは148.50-60の押し目を拾って148.20で浅めに撤退するか、147.80-90の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する146.90に置く必要があります。
ユーロ/ドルは陽線で前日の陰線を切り返して上値トライの可能性に繋げています。この足が0.9850超えを見て短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻していますが、1.0050超えで終えるまでは、週足の形状が改善せず、下値リスクを残した状態です。一方で、9/28に付けた0.9536と10/13に付けた0.9633で短期的な二番底を確認した可能性が生じており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは0.9780-90の押し目待ちとします。損切りは0.9720で撤退です。売りは1日様子見です。0.9600を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
ユーロ/円は高値圏で引ける大陽線が出て下値を急角度で切り上げています。144円台乗せから新たな上昇トレンド入りしており、2014年12月に付けた149.55が視野に入って来ました。買いは145.90-00で押し目買い。下値余地を145.50-60近辺まで見て置く必要があります。損切りは145.30で一旦撤退です。売りは様子見です。144.50以下で終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや高くなります。
ポンド/ドルは、前日足から上寄りのスタートとなり、高値引けの陽線で終えています。この足が、8/10に付けた1.2276を基点とするレジスタンスラインを若干上抜けた位置で終えており、上値トライの動きが強まると見られます。但し、1.15台に乗せて終えるまでは”ダマシ”となる可能性があり、買いも慎重に。買いは1日様子見か、1.1280-90の押し目を軽く拾って1.1240で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.1150以下で終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
ポンド/円は大陽線の出現となり、短期トレンドは強い状態を維持しています。買いは168.50-60で押し目買い。損切りは167.90で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。売りは浅い損切りが付いたので様子見です。
豪ドル/円は前日の陰線を切り返して高値引けの陽線が出ています。この足が、9/13に付けた98.60を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、下値リスクが後退した格好です。94.50-60に強い抵抗がありますが、実体ベースで上抜けて終えれば一段の上昇へ。買いは93.10-20の押し目待ちとします。損切りは92.60で撤退です。売りは様子見です。
11月は浅草酉の市、今年は11/4,11/16,1128と三の酉まであります。そして人形町では人形市も11/3から始まります。手作りの干支の人形やアクセサリー、骨董のお人形など色々なお店が軒を連ねます。これらが始まるといよいよ年の瀬も近づいて来た感じがします。