ドル円、強気を維持。クロス円、上値抵抗に注意。
今日は午後から外出の予定があるので、ご参考までに朝のコメントの一部を掲載しておきます。参考になさって頂けたらと思います。
ドル円は小陽線で終え、小幅続伸しました。個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、急伸にも繋がっていませんが、トレンドが強いので押し目買い方針継続とします。
日足の下値抵抗が144.40-50にありますが、144.00以下で終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクが点灯して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合は141~142円台の足元を固め直す動きへ。140円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となります。
ドル買いは145.20-30の押し目待ちとします。損切りは144.40で撤退です。トレンドが強いのでドル売りは様子見か147.20に損切りを置くなら146.40-50で軽く売り向かい。
ユーロ/ドルは寄せ線に近い形の足で終えています。下げ渋りの形となりましたが、上値トライに失敗しており、下値リスクがより高い状態です。買いは引き続き様子見か、0.9520に損切りを置くなら0.9580以下で軽く試し買い程度に。売りは0.9740-50で再度売り向かい。損切りは0.9810で撤退です。0.9500を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドは0.99台を回復すれば”ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも1.0050超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
ユーロ/円は実体の小さい陽線で続落を食い止めていますが、上ヒゲがやや長く、上値トライにも失敗しており、下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは引き続き様子見か、139.90-00まで引きつけて。損切りは139.40で一旦撤退です。売りは142.00-10で再度戻り売り。損切りは”ニュートラル”な状態に戻す143.10に置く必要があります。この場合でも144.30超えで終えるか、144.00超えで越週するまでは下値リスクを残します。138円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。
ポンド/ドルは続落。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形です。イングランド銀行が、9/28からの一時的な介入措置について、超長期債の1日当たりの最大購入額を100億ポンドに引き上げるが、予定通り14日に終了すると発表したことが、ポンド売りに繋がりました。トレンドが弱いので買いは引き続き様子見ですが、1.0800以下の売りも慎重に。売りは浅い損切りが付きましたが、1.1140-50で再度戻り売り、損切りは1.1210で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。
ポンド/円は陰線引けとなり、上値トライに失敗した形です。下値リスクが高い状態にあるので買いは様子見です。売りは161.10-20で戻り売り。損切りは短期トレンドを”ニュートラルな状態に戻す162.10に置く必要があります。
豪ドル/円は小幅続落となりました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドがまだ弱く、90円台の長期的な下値抵抗をトライする流れと見ています。買いは引き続き様子見です。売りは1日様子見か、92.40-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは92.90で撤退です。90円を割り込んで越週した場合は新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは、94円台を回復して引けない限り下値リスクにより警戒が必要です。