ドル/円、下値抵抗に跳ね返される。クロス円、上値余地を探る動き。
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ドル/円は直近の日足が上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗しており、下値トライの動きが先行しています。下値リスクがやや高いものの、下値を切り上げる流れも維持しており、突っ込み売りに注意が必要でしょう。
但し、134.40-50の日足の上値抵抗にぶつかっており、これをしっかりクリアするか、134.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。また、132.50以下で終えた場合は日足、週足の形状が悪化して、下値リスクが高くなり130~131円台の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。
ドル買いは132.80-90で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは132.30で撤退です。売りは134.10-20の戻り待ちとします。損切りは134.60で撤退です。損切りが付かない場合でも134円超えで終えた場合は買いは撤退して様子を見た方がいいでしょう。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、1.0250超えで終えていないことや、中期トレンドが弱い状態にあるので急伸にも繋がり難いと見られます。一方で1.0200近辺の足元がややしっかりし始めており、下値余地も限られ易くなっています。買いは1.0190-00で押し目買い。損切りは1.0150で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので1日様子見か1.0270-80で戻り売り。損切りは1.0310で撤退です。1.0000割れで終えた場合は”弱気”の流れに戻します。
ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。下値を切り上げる流れを維持しており、また、7/21に付けた142.32を基点として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインを若干上抜けた位置で終えていますが、この足が上値トライに失敗して押し戻された形となったことや、週足の形状が改善しておらず、日足の上抜けが”ダマシ”となる可能性に注意が必要です。買いは1日様子見か135.00-10の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは134.40で撤退です。売りは1日様子見です。134.50以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。137.00超えで終えれば、日足、週足ともに形状が改善して来週も上値トライの動きが強まり易くなります。この場合でも141円超えで終えるまでは下値リスクを残します。
ポンド/ドルは実体の小さい陽線引けとなりましたが、上下の抵抗を攻めきれずに終えています。1.22台に乗せて終えれば日足の形状が安定して、上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に、1.2050以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。買いは1.2110-20で再度押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する1.2040で撤退です。売りは1日様子見か1.2220に損切りを置くなら1.2180-90まで引き付けて軽く売り向かい。
ポンド/円は上ヒゲの長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、日足の形状が悪化しており、続落の可能性に注意が必要です。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは162.40-50で戻り売り。損切りは163.10で撤退です。161円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、160.50以下で終えた場合は”弱気”の流れに戻して下落余地が拡がり易くなります。
豪ドル/円は上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗しており、また93.76に位置する21日移動平均線にもぶつかっています。下値リスクがやや高いので買いはもう一日様子見か、91.80-90で軽く押し目買い。損切りは91.40で撤退です。売りは93.60-70の戻り待ちとします。損切りは94.10で撤退です。91.50以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
今日は米雇用統計の発表があります。市場予想は失業率3.6%、非農業部門就業者数(NFP)+25万人です。
では皆さま良い週末をお過ごしください。
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