ドル全面高。ドル/円、上値の重い展開。クロス/円、続落に注意。
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ドル/円は前日足から上寄りした位置に寄せ線で終えています。この足が136.30-40の上値抵抗にぶつかって押し戻されており、この反動で下値トライの動きが先行すると見られますが、135.00-10,134.50-60にやや強い下値抵抗があり、これらを下抜け切れない可能性も高いと見られます。但し、134円割れで終えた場合は日足、週足の形状が悪化して、下値余地がさらに1-2円拡がり易くなります。逆に136.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は、”ドル強気”の流れに戻して137円超えトライの動きが強まり易くなります。
ドル買いは135.00-10で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは134.40で撤退です。売りは136.00-10で戻り売り。損切りは136.60で撤退です。
ユーロ/ドルは値幅の大きい陰線引けとなり、この足が1.0300割れを見て新たな下げトレンド入りした格好となりました。買いは様子見です。売りは1.0290-00で戻り売り。損切りは1.0370で撤退です。短期トレンドは1.0430超えで越週しない限り変化しません。
ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値抵抗にぶつかって大陰線の出現となりました。日足の抵抗を守って終えていますが、今日の日足の下値抵抗が139.30-40に上がっており、これを割り込んで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは139.30-40で戻り売り。(これは東京市場で付いています)吹き値があった場合の上値余地を139.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは140.10で撤退です。短期トレンドは141円台を回復して引けない限り、変化しません。
ポンド/ドルは大陰線の出現となり、この足が実体ベースで1.2000を割り込んで新たな下落リスクが点灯中です。買いは様子見です。売りは1.1980-90で戻り売り。損切りは1.2050で撤退です。短期トレンドは1.21台を回復して引けない限り変化しません。
ポンド/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して大陰線の出現となりました。162.00-10の日足の抵抗を終値ベースで守って終えていますが、トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは162.50-60で戻り売り。損切りは163.30で一旦撤退です。短期トレンドは164円台を回復して引ければ”ニュートラル”な状態に戻します。
豪ドル/円は上下にヒゲのある陰線引けとなりました。84円超えトライに失敗した影響がより強いことから、続落の可能性により警戒が必要です。91.60-70に日足の下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か91.60以下で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは91.10で撤退です。損切りが付かない場合でも91.60以下で終えた場合は買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは92.90-00の戻り待ちとします。損切りは93.50で撤退です。
ドル全面高ですが、この間にクロス円も大きく値を下げています。クロス円の調整がドル円の戻りを鈍くする可能性があるので、注意が必要です。
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