川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、最高値にチャレンジか

2024/07/22

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42度の中での戦い

週末に新入会員の親睦コンペなるものが開催されました。熱中症アラートが発令されていたので、午前中のハーフで終了。その後は、個人の自主判断で午後もプレイするのか否かを決めるとのことでした。午前中、プレイを終えて上がってくると、温度計はなんと、42度を指していました。その温度を見て、参加者はどうするのかなと思いきや、全員プレイを続行。無事にラウンドして生還いたしました。しかし、日本はなぜ、こんなにも暑くなってしまったのでしょうか。夏休みは元気に外で遊ぶというのは、もう昔の話しなのでしょうか。

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「最高値にチャレンジか」

A点が位置する時間帯にA点に引き寄せられ、ACラインが下値支持線となり下げ止まったビットコインはB点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯より上昇に転じている。

次の注目日は7月25日前後である。

A点水準:約900万円
C点水準:約1150万円
D点水準:約750万円

今週のポイントは最高値更新となるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。堅調な展開が続き、最高値を更新するのであれば、右肩下がりで上値抵抗線となっているBEラインを超えて右上のペンタゴンの中に入っていく必要があるからだ。

<現在のシナリオ>
現在は堅調な展開となっている。ペンタゴンのど真ん中の時間帯から上昇し、上値抵抗線として存在していたBCラインも超えてきた。この場合、最高値を超えていく可能性はある。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となることも考えられる。また、週央にはD点が位置する時間帯も接近している。そして、右肩下がりのBEラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、再び、900万円を試す動きになっていこう。

雲のねじれの位置で陽線を示現し、雲をブレイクした形で雲の上方に抜けてきた。故に、堅調な展開になったことを示している。また、遅行スパンも26日前のローソク足を超えてきた。再び、高値を狙うのか否かに注目したい。

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「節目を超えることが出来るか」

大きく値を下げていたイーサリアムだが、A点が位置する時間帯に下げ止まると反発に転じた。特に、B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に節目のACラインに到達した。

次の注目日は7月22日前後である。

A点水準:約56万円
B点水準:約64万円
D点水準:約50万円

今週のポイントは節目を超えて高値を窺がう動きになるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、上値抵抗線として存在しているACラインを超えていくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開と考えている。上値抵抗線としてACラインが存在している。また、右肩下がりのBCDラインが上値抵抗線として存在しているからだ。この場合、再び50万円を割り込んでいくことが考えられる。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性はある。A点が位置する時間帯より上昇に転じ、ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も値を下げずに推移しているからだ。この場合、60万円台に乗せていくことになろう。

雲の中に戻ってきたことは評価できる。問題は、雲の上方に上抜けることが出来るのか否かがポイントになる。上抜けることが出来れば、堅調な展開から高値を窺がう動きになっていこう。

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「大台に乗せていくことが出来るか

下値水準で推移していたリップルだが、B点が位置する時間帯を通過した直後より大きく値を上げ、100円に迫っている。

次の注目日は7月23日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約70円
C点水準:約90円

今週のポイントは100円台に乗せていくことが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。堅調な展開を続けるのであれば、右肩下がりで上値抵抗線として存在しているACラインを超えていくことが求められる。

<現在のシナリオ>
堅調な展開となっている。B点が位置する時間帯より上昇していることに加え、右肩上がりのBCラインが下値支持線として存在しているからだ。この場合、100円の大台に乗せていくことが期待される。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。右肩下がりの上値抵抗線ACラインが存在している。また、C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。この場合、70円を試す動きになっていこう。

雲の上方を上抜けて堅調な展開となっている。ただし、現在の雲は先行スパン2が上の雲であることから、上値は限定的か。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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