川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、下値の節目に到達から高値更新を窺がう動きになるか

2024/04/22

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暖かくなったものの

大型連休が近づき、だいぶ暖かくなってきた。と同時に、自分自身の花粉症も収まってきた。しかし、その代りではないが、寒い時期に収まっていた膝の痛みが出てきた。以前、半月板を損傷した個所である。通常、暖かくなれば痛みは軽減するのが古傷のパターンなのだが、その逆である。ということは、それだけ状態が良くないという事なのか。ゴルフの季節になっただけに心配である。

「下値の節目に到達」

高値で推移していたビットコインであるが、AEラインを割り込み右下のペンタゴンの中に入ると、節目であるADラインに接近している。

次の注目日は4月26日前後である。

A点水準:約900万円
B点水準:約1150万円
D点水準:約750万円

今週のポイントは堅調な展開を維持出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、下値支持線として存在しているADラインを割り込むことなく推移していくことが求められる。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。ADラインが下値支持線として存在している。右肩上がりのDEラインも下値支持線として控えている。堅調な展開が続くのであれば、高値更新を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯より下落に転じ、下値支持線として存在していたAEラインを割り込んできた。また、トリプルトップに似たパターンを形成しているからだ。この場合、900万円を割り込んでいくことになろう。

現在値が雲の中に入ってきた。ただし、雲の上限の水準を維持している。そして、遅行スパンも26日前のローソク足と同水準にある。つまり、正念場を迎えていると言っていいだろう。

「週央の動きに注目」

弱気が鮮明になってきた。高値水準でもち合っていたイーサリアムだが、B点が位置する時間帯より大きく下落。右肩下がりのBCDラインに沿って値を下げている。

次の注目日は4月24日前後である。

A点水準:約46万円
B点水準:約56万円
C点水準:約50万円
D点水準:約40万円

今週のポイントは週央の動きに注目したいということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週央にD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開となっている。B点が位置する時間帯より値を下げている。下値支持線と期待されたACEラインを割り込んできた。この場合、40万円を試す可能性がある。

<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性がある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのDEラインが下値支持線として控えているからだ。この場合、55万円を窺がう動きになっていこう。

上値の重たい展開となっている。雲の中に入ってきたイーサリアムだが、その雲の下限の水準で推移している。雲を割り込むと弱気が広がることになろう。

「週明けの動きに注目

リップルはしばらくもち合っていたのだが、ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるA点を通過した直後に値を下げてきた。ただし、現在は下値で横這いとなっている。

次の注目日は4月22日前後である。

A点水準:約90円
B点水準:約40円
C点水準:約70円
D点水準:約120円

今週のポイントは週明けの動きに注目ということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。先週末にかけて同事線が続いたことに加えて、週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。ペンタゴンのど真ん中の時間帯より下落に転じている。この場合、60円を試す可能性がある。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのCDラインが下値支持線として控えているからだ。この場合、100円を窺がう動きになっていこう。

雲の下限を推移し、上値の重たい展開が続いている。まずは基準線を超えていくことが出来るのか否かがポイントになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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