川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン踏み止まり、堅調な展開を維持

2024/01/29

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エッ、まじ?

先日、首都高を走っていたところ急に前方の車が止まったので、自分も車を止めて動き出すのを待っていた。すると、後ろからパトロールカーがやってきてスピーカーで注意喚起をしている。その内容に耳を疑った。『逆走車がいますので、その場から動かないでください』と。エッ、逆走車!首都高を!そして、ようやく動き出したその先には、大破した車、横転した車があった。でも、ちょっと早ければ、自分があのように横転していたのかもしれない。

危機一髪ではあるものの、一体、なんで逆走をしたのか。理由を知りたいのだが、ニュースになっていない。

「踏み止まる」

ペンタゴンのど真ん中の時間帯より値を下げ始めたビットコインは、B点が位置する時間帯にB点に引き寄せられ、その後も大きく値を下げた。特に、先週末にAEラインを割り込む場面もあったのだが、終値水準ではAEラインを維持している。

次の注目日は1月31日前後である。

A点水準:約540万円
B点水準:約640万円
C点水準:約480万円

今週のポイントは踏み止まることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
AEラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、終値でAEラインを割り込むことなく推移していくことが求められる。逆に、AEラインを割り込むと、上値の重たい展開に移行することになろう。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。右肩上がりのAEラインが下値支持線として存在している。しかも先週末には下ヒゲの長いローソク足を示現しているからだ。この場合、640万円を超えていくことが必要になる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。上値移行線としてBEラインが存在している。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、500万円を試す動きになっていこう。

取引時間中に雲の下限を割り込む動きを見せたのだが、週末は雲の上限を超えて取引を終えている。ここからは、雲の上限を保つことが出来るのか否かがポイントになる。

「調整に入ったのか」

ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるA点に引き寄せられるように上昇したイーサリアムだが、その後は右肩下がりのAEラインが上値抵抗線となり値を下げている。

次の注目日は2月2日前後である。

A点水準:約40万円
B点水準:約30万円
C点水準:約24万円
D点水準:約14万円

今週のポイントは堅調な展開を維持することが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
AEラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、現水準で下げ止まるとともに、上値抵抗線AEラインを超えていくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。C点が位置する時間帯で同事線を示現し、下げ止まった後に陽線が出現しているからだ。この場合、AEラインを超えて高値を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。ペンタゴンのど真ん中の時間帯より下落に転じている。また、上値抵抗線としてAEラインが存在しているからだ。この場合、30万円を割り込むことも考えられる。

雲の上限が下値支持線となっている。遅行スパンも26日前のローソク足の真上で下げ止まっている。故に、ここで雲を割り込むことなく推移するすることが出来るのか否かがポイントである。

「週明けの動きに注目」

前ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後から値を下げてきているリップルである。上値抵抗線として存在していたABラインを超えると陽線が出現している。

次の注目日は1月29日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約40円
C点水準:約90円

今週のポイントは週明けの動きに要注目ということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。週明けにB点が位置する時間帯を通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まりから流れが変わるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。前述したように、前ペンタゴンのど真ん中の時間帯より下落に転じ、A点が位置する時間帯を通過した後も値を下げている。この場合、60円を試すことも考えられる。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線として存在していたABラインを超えた直後に陽線が出現しているからだ。この場合、90円を窺がう動きになっていこう。

軟調な展開となっている。雲の下限に沿って下落が続いている。ここでは遅行スパンが26日前のローソク足を超えることが出来るのか否かをまずは見たい。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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