川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、正念場を迎える。週明けの動きに注目

2023/10/02

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稲刈り

今年も行ってきました、富山県は入善町。5月に田植えをして育ててきた稲の稲刈りに行ってきたのです。今年は猛暑のせいもあり、例年よりも早い稲刈りとなりました。ただ、スポンサーの計らいで?、三太郎・・・私は桃太郎の格好で稲刈りをすることになりました。

広い田んぼではありましたが、誰も見ていなかったのは幸いです。

「週明けの動きに注目」

ABラインを超えて真横のペンタゴンの中に入ってきたビットコインは底堅い動きを見せいている。すなわち、下値支持線ADラインの上方を推移し、ACラインを意識した動きのようにも見える。

次の注目日は10月7日前後である。

A点水準:約380万円
B点水準:約540万円
C点水準:約440万円

今週のポイントは週明けの動きに注目をしたいということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりのACラインに沿って推移していくことが求められるからだ。逆に言えば、ACラインから下放れてしまうと、上値の重たい展開が続くことになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。ACラインの下方で推移している。上値抵抗線CDラインが控えているからだ。
この場合、ADラインを割り込んでいくことになろう。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線ADラインの上方を推移している。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、440万円を窺がう動きになっていこう。

正念場を迎えている。すなわち、雲の上限を超えて雲の上方に抜けることが出来るのか否かがポイントになるからだ。超えれば、強気が広がることになろう。

「堅調な展開に移行できるのか」

ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も横這いが続いていたのだが、B点が位置する時間帯を通過した直後より陽線が続いている。

次の注目日は10月3日前後である。

A点水準:約24万円
B点水準:約14万円
C点水準:約20万円
D点水準:約30万円

今週のポイントは堅調な展開に移行することが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も値を上げることなく、右肩上がりのADラインから下放れてしまっているからだ。
この場合、20万円を試す動きになっていこう。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのCDラインに下値支持線として存在しているからだ。
この場合、28万円を窺がう動きになっていこう。

雲の薄い部分ではあるが、雲の上限に到達した。ここからは雲の上方に上抜けることが出来るか否かがポイントになる。

「下げ止まったのか」

高値を付けた後は調整となっている。すなわち、現ペンタゴンの中に入ると下げ止まったものの、ほぼ横這いとなり調整状態が続いている。

次の注目日は10月7日前後である。

A点水準:約90円
B点水準:約70円
C点水準:約120円
D点水準:約40円

今週のポイントは下げ止まることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。B点が位置する時間帯にB点に引き寄せられた後は連続して陽線が出現している。したがって、下げ止まりから堅調な展開となっていくのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。現ペンタゴンの中を横這いに推移している。また、BCラインを割り込んでもいるからだ。
この場合、60円を試す動きになっていこう。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯を通過直後より陽線が続いている。また、右肩上がりのBCラインに沿って推移していく可能性が残っているからだ。
この場合、90円台に乗せていくことが求められる。

基本的には上値の重たい展開が続いている。なぜなら、雲の下方を推移しているからだ。しかし、遅行スパンが26日前のローソク足を超えてきたことから、この先、雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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