川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

高値を示現後、伸び悩みから上値を抑えられているビットコイン

2023/07/24

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同窓会

1年に1回、北海道テレビの情報番組「イチオシ」の元出演者および元スタッフの同窓会のように会って、ゴルフをするのが恒例となっています。今年は、久しぶりにジンギスカンを食べてきました。地元の人たちもビックリするぐらい柔らかく美味しいお肉をいただきました。あまりにも美味しくて食べ過ぎてしまったので、翌日は何も食べずに過ごすことになりました。

「踏み止まったのか」

高値を示現後、伸び悩みから上値を抑えられている。すなわち、A点が位置するど真ん中の時間帯を通過した後もゆっくり値を下げていた。しかし、C点が位置する時間帯に到達すると陽線を示現し下げ止まる気配を見せている。

次の注目日は7月27日前後である。

A点水準:約480万円
B点水準:約380万円
C点水準:約440万円

今週のポイントは踏み止まることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくる可能性はある。しかも、陽線が連続しているからだ。この場合、年初来の高値を更新していく可能性がある。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。下値支持線と期待されたBCラインを割り込んでしまった。右肩下がりの上値抵抗線CDラインが存在している。そして、D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、380万円を試す動きになっていこう。

遅行スパンが26日前のローソク足を割り込んでしまったことから、上値の重たい展開を示唆している。しかし、雲の上限が下値支持線として控えている。よって、この雲の上限を維持することが出来るのか否かがポイントになる。

「週明けの動きに注目」

A点が位置する時間帯にかけて高値を示現後、ACラインに沿って値を下げていたのだが、B点が位置する時間帯に大きな陽線を示現すると底堅い動きを続けている。

次の注目日は7月24日前後である。

A点水準:約30万円
B点水準:約14万円  
C点水準:約24万円

今週のポイントは週明けの動きに注目ということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れがどのように出てくるのかがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。上値抵抗線ACラインを超えた後も、底堅く推移している。また、下値支持線CDラインが存在しているからだ。この場合、30万円台に乗せていく可能性がある。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。A点が位置する時間帯以降、値を下げてきている。また、D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、20万円を窺がう動きになっていこう。

雲のねじれの位置を通過した後は、同事線および陽線が出現している。そして、雲の上限が下値支持線となっているのがわかる。

「上放れることが出来るのか」

A点が位置する時間帯に大きく上昇した後は、乱高下はあったものの、終値で見ると高値水準で推移している。

次の注目日は7月26日前後である。

A点水準:約90円
B点水準:約120円 
C点水準:約70円

今週のポイントは上値の節目を超えていくことが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。堅調な展開を続けるのであれば、上値抵抗線として存在しているBDラインを超えていくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
現在は堅調な展開が続いている。A点およびB点が位置する時間帯を通過した後も値を下げることなく推移しているからだ。この場合、120円台に乗せていくことが考えられる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。上値抵抗線としてBDラインが存在している。また、C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、80円を割り込んでいくことになろう。

大きく上昇した水準を維持しながら推移している。注目はこの後に到来する雲のねじれの位置である。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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