川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

リップルに注目、このまま高値を維持することが出来るのか

2023/07/18

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猛暑

先日、埼玉県の名門ゴルフ場で開催されたアマの公式試合で悲劇は起きました。スタート組が前半を終わろうとした時に、熱中症のためにグリーンで倒れて、帰らぬ人となったプレーヤーがいらっしゃいます。この時期の屋外でのスポーツは十分に注意が必要で、体調管理も怠らないようにしないといけないと思います。が、亜熱帯地方ではないかと思うほどの暑さになっています。自分たちの子供時代とは全然違います。

「踏み止まるか」

A点が位置する時間帯にA点まで引き寄せられ急上昇したビットコインだが、その後はもち合いからやや値を下げてきている。

次の注目日は7月19日前後である。

A点水準:約440万円
B点水準:約380万円
C点水準:約480万円

今週のポイントは踏み止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。先週末にD点が位置する時間帯に到達した。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。右肩上がりのDEラインが下値支持線として存在している。また、ペンタゴンの中心点の上方を通過したことから、下値は限定的と考えられるからだ。この場合、480万円を窺がう可能性も出てくる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、CEラインが上値抵抗線として存在しているからだ。この場合、400万円を割り込んでいくことになろう。

堅調な展開を続けてはいるのだが、雲のねじれの位置を通過していく。したがって、流れに変化が起きるのか否かに注目したい。

「もち合いは続くのか」

20万円台でもち合いを続けている。直近では右肩下がりのACラインに沿って値を下げていたのだが、先週末にかけてACラインを超えてきた。

次の注目日は7月19日前後である。

A点水準:約30万円
B点水準:約14万円  
C点水準:約24万円

今週のポイントはこのままもち合いが続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。週央にC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。B点が位置する時間帯を通過した直後に値を上げ、ACラインを超えてきた。また、右肩上がりのCDラインが下値支持線として存在しているからだ。この場合、ADラインを超えて30万円台に乗せていく可能性がある。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線としてADラインが控えているからだ。この場合、C点水準を割り込んでいくことになろう。

雲の上を順調に推移しているが、雲のねじれの位置を通過していくことに加え、遅行スパンが26日前のローソク足に接近していることから、流れが変わるのか否かに注目。

「変化日に大きく上昇し台変わり」

60円台を中心に推移していたリップルは下値支持線と期待されたBCラインを割り込みもち合いを続けていた。しかし、C点が位置する時間帯に大きく上昇、一気に100円と大台に乗せてきた。

次の注目日は7月18日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約40円 
C点水準:約90円
E点水準:約70円

今週のポイントはこのまま高値を維持することが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きがどのように出てくるのかがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。C点が位置する時間帯に大きく上昇している。また、右肩上がりのCDラインが下値支持線として存在しているからだ。この場合、120円を超えていく可能性もある。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線ADラインが控えているからだ。この場合、90円を割り込んでいくことになろう。

雲の下方から一気に上方に値を上げた。反動での押し目にも注意をしたいが、この後に高くなって出現してくる雲の上限に注意が必要になろう。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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