川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン上値の重たい展開、再び400万円を試す動きになってこよう

2023/02/24

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ビックリ

週末に原稿を書くためにファミリーレストランに行ったのですが、そこでビックリ!パンケーキを頼んだら、パンケーキを持ってきたのがロボットでした!注文の品を受け取ったら、ボタンを押して返さないといけないのですが、操作方法を知らなかったせいで、5分ぐらい僕の席にいました(笑)。

「週明けの動きに注目」

先週のレポートでは、DFラインに注目した。右肩上がりのDFラインが下値支持線になり堅調な展開が続くことが期待されたからだ。 しかし、実際にはD点が位置する時間帯より反発に転じたものの、先週末にかけてDFラインを割り込んでしまった。

次の注目日は3月4日前後である。

A点水準:約380万円
B点水準:約500万円
C点水準:約540万円
D点水準:約480万円

今週のポイントは週明けの流れに注目ということである。

<あくまでも個人的見解>

E点に注目したい。先週末にE点が位置する時間帯に到達した。したがって、E点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開になっている。下値支持線と期待されたDFラインを割り込んでしまっている。また、B点が位置する中心点の下方を通過したことで上値は限定的でCFラインを超えていく確率が低いと考えられるからだ。また、小さなダブルトップを形成していると考えることも出来るからだ。
この場合、400万円を試す動きになってこよう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。E点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのEFラインが下値支持線として存在しているからだ。
この場合、500万円を超えていくことが求められる。

雲の上限を超えるのか、という上昇もあったのだが、雲の上限が上値抵抗線となっている。雲の上限を超えることができるのか否かに注目をしたい。

「上値は重たい」

先週のレポートでは、ACラインに注目した。右肩上がりのACラインが下値支持線になることが期待されたからだ。 しかし、B点が位置する時間帯にかけて下落に転じ、先週末にはACラインを割り込んでしまった。

次の注目日は2月27日前後である。

A点水準:約29万円
B点水準:約45万円
C点水準:約35万円

今週のポイントは上値の重たい展開が鮮明化するのかということである。

<あくまでも個人的見解>

B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯に到達した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開になっている。下値支持線と期待されたACラインを割り込んでしまった。右肩下がりの上値抵抗線CDラインが存在している。そして、中段でミニダブルトップに似たパターンを形成しているからだ。
この場合、30万円を割り込んでくることが考えられる。

(第2シナリオ)

堅調な展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、ACラインに沿って推移していく可能性も残っているからだ。
この場合、38万円を超えていくことが求められる。

雲が上値抵抗線となっているのが分かる。したがって、雲に到達していることからも、雲を越えていくことができるのか否かがポイントになる。

「週明けの動きに注目」

先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、横這いの動きが続いている。

次の注目日は2月22日前後である。

A点水準:約90円
B点水準:約120円
C点水準:約100円
D点水準:約70円

今週のポイントは週明けに新しい動きが出てくるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目したい。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。直近の動きが横這いとなっているだけに注目したい。

(現在のシナリオ)

堅調な展開を維持している。B点が位置する時間帯を通過した後も値を下げることなく推移している。また、DFラインが下値支持線として控えているからだ。
この場合、120円を窺がう動きになっていこう。

(第2シナリオ)

上値の重たい展開に移行する可能性もある。現在値が中心点であるC点の下方を推移していることから、次のペンタゴンが右上に描き足される確率が低くなっている。すなわち、上値は限定的と考えられるからだ。
この場合、80円を試す動きになっていこう。

リップルチャート

雲の上限に絡んだ動きを見せている。ここから雲の上限を越えていくことができるのか、それとも雲の下限を試しにいくのかに注目したい。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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