川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、上値の重たい展開で持ち合いが続く

2022/07/18

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どちら派?

夏になると食べたくなる食べ物の一つが冷やし中華。冷やし中華と言えば、タレは 醤油派 と ゴマダレ派に大きく分かれます。僕は どちらかというと醤油派です。というのも 冷やし中華にお皿の脇についている、あの辛子。あの辛子をといて食べるのは、どちらかと言えば、醤油ダレの方ですよね。鼻がツーンとなりながら食べるのが好きなんです。

ところで、ニチレイフーズの冷やし中華が2022年の上半期のヒット商品の一つとして取り上げられています。電子レンジで温めても冷たく仕上がる、という冷やし中華です。 是非、今度、食べてみたいと思います。

「もち合いが続くのか」

先週のレポートでは、AEラインに注目した。時間の逆行を回避した後は、右肩上がりのAEラインが下値支持線となり堅調な展開に移行することが出来るのか否かがポイントになったからだ。 しかし、実際にはAEラインを割り込み、右下に新しいペンタゴンが描き足された。

次の注目日は7月20日前後である。

A点水準:約280万円
B点水準:約380万円

今週のポイントはもち合いが続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。下げ止まりから落ち着いた動きを維持するのであれば、少なくとも下値支持線となっているADラインを維持することが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。下値支持線AEラインを割り込んでしまった。A点が位置する時間帯以降も上昇することなく推移しているからだ。 この場合、安値を試す動きが続こう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線としてADラインが存在している。また、先週末に到達したB点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。そして、週央にはC点が位置する時間帯も通過する。したがって、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、340万円窺う動きになっていこう。

下値でのもち合いが続いている。もち合いが続くことによって、雲の位置が下がってきている。ここでは、雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになってくる。

「下げ止まることが出来るのか」

先週のレポートではA点に注目した。A点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくると考えられたからだ。 実際には、A点が位置する時間帯より再び値を下げ下値を試す動きとなった。しかし、下値支持線としてのADラインを確認した後は反発に転じている。

次の注目日は7月21日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約30万円
C点水準:約20万円

今週のポイントは下げ止まることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

ACラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりのACラインが下値支持線になることが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯の価格水準が上値の節目として存在しているからだ。 この場合、再び安値を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性はある。右肩上がりの下値支持線ACラインの上方を推移している。また、ACラインの真下には下値を確認した水準にあるADラインが下値支持線として控えているからだ。 この場合、20万円台に乗せていくことが求められる。

遅行スパンは26日前のローソク足を超えてきた。次に、雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになる。

「新しい流れが出てくるか」

先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点を通過した直後より陰線が続き、もち合いが続いている。

次の注目日は7月21日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約120円
C点水準:約70円

今週のポイントは新しい流れが出てくるのかということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目したい。週末にC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。上述したように、B点が位置する時間帯を通過しても横這いが続いている。また、右肩下がりのCDラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、40円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線としてADラインが存在している。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、60円台に乗せていくことになろう。

雲の下限での攻防が続いている。したがって、雲の中に入ってくることが出来るのか否かがポイントになる。このまま入れないでいると、再び弱気が台頭することになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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